三浦翔平が、2024年放送スタートの大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。吉高由里子主演、大石静が脚本を務める同ドラマは、紫式部を主人公に、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性の秘めた情熱と想像力、ひとりの男性への思いが描かれる。
三浦は、藤原道隆(井浦新)の嫡男・藤原伊周を演じる。才色兼備の自信家の青年。若くして、父の引き立てによりスピード出世を果たす。父亡き後は、一条天皇が妹の定子(高畑充希)が気に入っていることを頼りに、道長(柄本佑)と火花を散らすライバルとなる、という役どころだ。
どこか人間的な弱さがあるような印象です
――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。
伊周は、直情的な一面や人に取り入ることが苦手な不器用な部分もあり、光源氏とはよもやと言われるような貴公子ではありますが、どこか人間的な弱さがあるような印象です。道長たちとの政権抗争に身を投じ、追い込まれていく様をどのように演じていくか、大石先生の描く伊周をしっかりイメージして演じていきたいと思います。
――大河ドラマの出演歴や思い出などを教えてください。
大河ドラマ出演は初めてです。古くから歴史があり、非常に丁寧に作り上げている印象です。中でも学生のときに見た「新選組!」(2004年)がすごく記憶に残っております。
千年もの時を経るとどのように変わっていくのか全てが楽しみ
――およそ千年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみについてお聞かせください。
セットはもちろん楽しみです。また、平安時代と現代との違いがどのくらいあるのか、逆に現代と同じようなところはあるのか、同じ人類でも千年もの時を経るとどのように変わっていくのか全てが楽しみです。
――古都京都の印象や思い出はありますか?
初めて京都に訪れたのは学生の頃したが、20代前半の時にお寺めぐりをすることがあり、さまざまな所に行きました。関西での撮影でオフがある際は必ず京都に行きます。歴史を感じる街並みだったり、おいしいご飯もたくさんあったり大好きです。
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