
山田裕貴が主演を務める金曜ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が現在放送中。予測不能なストーリー展開が反響を呼ぶ中、6月2日放送の第7話では突如元の世界とつながるという衝撃的なシーンで幕を閉じた。今回、WEBザテレビジョンでは本作のプロデューサーを務める宮崎真佐子氏にインタビューを実施。撮影の中で特に印象に残っているシーンや、Official髭男dismが歌う主題歌「TATTOO」の誕生秘話、そして本作に込めた思いなどについてたっぷりと語ってもらった。
金子ありさ氏が手掛ける予測不能なヒューマンエンターテインメント
同作は、未来の荒廃した世界にワープしてしまった人々が元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能なヒューマンエンターテインメント。脚本は「恋はつづくよどこまでも」(2020年)や「着飾る恋には理由があって」(2022年、ともにTBS系)など、幅広い世代の女性たちに支持された作品を多数執筆してきた金子ありさ氏が担当する。
同ドラマにはカリスマ美容師・萱島直哉を演じる山田のほか、若き消防士・白浜優斗役の赤楚衛二、心根の優しい高校の体育教師・畑野紗枝役の上白石萌歌が出演。
また、偶然か運命か、直哉らと共に“サバイバル生活”を送ることになる乗客役として、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
山田裕貴の台本に“ない”芝居に脱帽
――撮影をする中で「このチームだから成立したな」と感じた瞬間はありますか?
第1、2話はギスギスしているシーンが多かったと思うのですが、回を重ねるごとにストーリー的にも団結していきますし、6号車という敵の出現によって、5号車はまとまっていきます。
今作が初共演の方もいっぱいいらっしゃったのですが、だからこそ最初の“ギスギス感”を出せたと思いますし、撮影を積み重ねてきたからこそ、キャスト同士も「この人ならこう行動するだろう」ということが分かるようになったり、“連帯感”が生まれていく感じはありました。
――主演の山田さんが演技面でもキャストを引っ張っているとお伺いしたのですが、山田さんの演技で印象的だったシーンを教えてください。
本当にこれはお世辞でもなんでもないのですが、それでいうと全シーンいいんです。全シーン、魂が入ってるというか。中でも、回想シーンで美容師免許を取って、 初めてハサミを触る場面があるのですが、うれしいだけじゃなくて、今まで大変だった中で勝ち取った美容師免許であり、ハサミで。
ト書きだと“ハサミを取ってにぎる”ぐらいしか書かれていないのですが、山田さんはハサミをにぎって、泣いて喜ぶお芝居をして。このシーンはまだ撮影の序盤だったのですが、直哉ってこういう人なんだと教えられた気がして、印象に残っています。
https://www.paravi.jp/watch/111494
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東京ニュース通信社
発売日: 2023/04/21