映画「ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…」最後の劇場上映・グランドフィナーレ舞台あいさつが6月18日に都内で行われ、松本大輝、村山優香、大地伸永、中村加弥乃が登壇。ファンにこれまで応援してくれた感謝を述べた。また、今回のイベントでは「ウルトラマンデッカー」でアスミ カナタを演じる松本と7月8日(土)から放送開始となる新TVシリーズ「ウルトラマンブレーザー」(毎週土曜朝9:00-9:30、テレビ東京系ほか)で主人公・ヒルマ ゲントを演じる蕨野友也の“光のバトンタッチ”も行われた。
いよいよ最後の劇場上映の日
「ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…」は最新ウルトラマンシリーズとして人気を博し、2023年1月に最終回を迎えたテレビシリーズ「ウルトラマンデッカー」の“完結後の世界”を描く、長編オリジナル映画。2月からTSUBURAYA IMAGINATIONにて独占配信されるとともに、全国の劇場でも上映されてきた。
いよいよ最後の劇場上映の日を迎え、カナタ役の松本は「無事にこの日を迎えられてホッとしているのと、ちょっと寂しさもあります」と率直な感想を。また、ヒロイン・キリノ イチカ役の村山は「まだ実感はないんですけど、すごく寂しいです」と言いつつ、「(寂しいということは)あ、実感あるってことか(笑)。でも、最初の舞台あいさつも、最後も舞台あいさつもこんなにたくさんの方にお集まりいただいて本当にうれしいです。ありがとうございます」と笑顔で感謝を述べ、会場から大きな拍手が送られた。
また、これまでイベントや舞台あいさつなどで何度も変身してきた松本は、印象に残る変身について聞かれると「1年前のグランドフィナーレですね。皆さんの前でやった初変身はもうすごく緊張しましたし、全然うまくカードも入らなかったし、そういう意味で思い出に残っています」と振り返る。
“後輩ウルトラマン”蕨野も登場
その流れで、新番組「ウルトラマンブレーザー」からヒルマ ゲント隊長を演じる蕨野が風格たっぷりに登壇。ゲント隊長として、子どもたちも参加するイベントにはこれが初登場という蕨野は「あらためて皆さんとお顔を合わせて、ウルトラマンの魅力を語れるという機会を設けていただいて本当にありがとうございます」と真摯(しんし)にあいさつ。
1年前“同じ立場”だった松本が「すんごい緊張しました」と言うのに対し、全く緊張していない様子の蕨野。あらためて“光のバトン”を受け取る感想について「ウルトラマンというものを自分の小さい時から、今のお子さんたちもみんな好きで1966年から57年間、皆さんのおかげてつむいでこられました。そしてトリガー、デッカーと続いて今年はウルトラマンブレーザーということで、私が行かせていただきます…と。いや、違うな。『今年は俺が行く!』」と、力強く決めると、会場からは割れんばかりの拍手が。それに乗っかり、松本が「俺も行かせてください!」と志願すると、蕨野は「一緒に行くか?」と応じていた。
その後、変身アイテム「ブレーザーブレス」の装着に手間取りながらも、蕨野の丁寧なレクチャーから全員で「ウルトラマンブレーザー」の変身ポーズを体験。“先輩ウルトラマン”と“後輩ウルトラマン”が息の合ったところを見せた。
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