鈴木亮平が主演を務める10月スタートの日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)で、主人公・南雲脩司(鈴木)に大きく関わる追加キャストとして、黒木華、井川遥、小日向文世の出演が決定した。同ドラマは高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。
新井順子P×塚原あゆ子監督が手掛ける初の日曜劇場作品
同作を手掛けるスタッフ陣は、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(2022年)、「最愛」(2021年)、「MIU404」(2020年、全てTBS系)をはじめ、多くの人気ドラマを世に送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。ドラマファンに愛される二人のタッグによる、初の日曜劇場枠での作品となる。また、脚本はこれまでも二人の作品を数多く手掛けてきた奥寺佐渡子氏が担当する。
黒木華は野球が大好きな家庭科教諭に
鈴木との共演は、日曜劇場「天皇の料理番」(2015年、TBS系)や大河ドラマ「西郷どん」(2018年、NHK総合ほか)をはじめ今作が4度目となる黒木が演じるのは、三重県立越山高校に勤める南雲の同僚教師・山住香南子(やまずみ・かなこ)。
家庭科教諭の山住は、幼い頃に野球に見せられ、以降、口を開けば野球の話、同級生からは「野球バカ」とやゆされるほどの大の野球好き。選手の情報をストーカー並みに調べ上げるデータ気質の持ち主だ。
大学卒業後は横浜の強豪私立高校で教師として働き、野球部に深く関わりたいという気持ちはあるものの、女性であるという理由でなかなか深く踏み込めず、選手寮で食事の栄養バランスに関してアドバイスをしたり、持ち前のデータ分析力や交渉力を評価され選手スカウトや部員たちの悩み相談も積極的に引き受けるなど充実した日々を送っていたが、とあることがきっかけで辞職してしまう。
そんなとき、小日向演じる犬塚から誘われ三重の越山高校に赴任、南雲と共に野球部の顧問を担当することに。得意のデータ分析や、熱心なスカウトで廃部寸前の弱小野球部を再建するために奮闘していく山住と、南雲、そして球児たちとの関係性も今作の見どころである。
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