田村淳がABEMAと組んで、衛星を打ち上げる共同プロジェクト「田村淳の宇宙チャレンジ’24」を発足。これは、幼少期から宇宙に興味を持っていた田村がABEMAと共同で、オリジナルの人工衛星を製作、ロケットに搭載し打ち上げる、という壮大なプロジェクト。宇宙ビジネスコンサルと宇宙開発を手がけるベンチャー企業の株式会社Digital Blastが企画監修する。
クルーを一般募集する他、人工衛星が宇宙で果たすミッションを、誰でも参加OKのアイデアコンテストで決定。アイデアが採用されたら、人工衛星の開発から、搭載されたミッションが発動する瞬間まで立ち会えるとのこと。
いくら身近になってきたとは言え、まだまだ限られた人々のカテゴリーだと思われた“宇宙”に、小学生だろうが高齢者だろうが、アイデアさえあれば携われる、まさに「夢のような」プロジェクト。そんなワクワクしかないプロジェクトを立ち上げることにしたきっかけや思いを、田村に語ってもらった。
いくつものきっかけが点から線になって、夢が実現
――宇宙に関することに携わりたい、と具体的に思い始めた時期やきっかけをお聞かせください。
植松電機の植松(努)社長と出会ったのが、すごく大きいですね。僕は子供の頃から宇宙に興味や関心があったんですが、宇宙なんて行けるもんじゃないし、自分にとっては関係ないと思っていた場所だったんです。未知の世界で、知りたいけど知るすべがないと思っていた幼少期から、大人になった今、宇宙に対する「見たい、知りたい」を、自分でロケットを飛ばしてでも解明しようとする人が居るんだ!と知って、こういう大人になりたいな、と思ったんです。植松社長の、抱いた興味・関心を他人の「ムリだよ」などの否定的な言葉で諦めないで、知りたいと思ったら徹底的に追及する行動力に感銘を受けました。
そして、友人のTENGAの松本社長が、「オレ、ロケット飛ばすことになったんだよね」って言ってきたり、ホリエモンさんもロケットについてアツく語ってたり、身近な人がロケットを飛ばせる時代になってきた。だから、「オレも(宇宙への夢を)語ってもいいんじゃないかな…」って思い始めたのが、徐々に大きくなっていきました。一つじゃなくていくつものきっかけが点から線になってきて、今。って感じですかね。
打ち上げの瞬間を娘に見せたい
――人工衛星を乗せたロケットの打ち上げ予定は来年秋との事ですが、打ち上げの瞬間を現場で一緒に見たい方は居ますか?
やっぱり娘に見せたいですね。僕、“ロケットマイスター”(UEマイスター)の資格を取ったんですよ。この資格があると、ロケット教室が開催できて、実際のロケットの燃料の小さいバージョンを使って飛ばせる小さなロケット作りが教えられるんです。子供たちは、自分が作ったロケットが空高く飛んでいく、という成功体験一つで、自己肯定感が爆上がりするんです。だから、「パパが作った人工衛星が、ロケットに乗って宇宙に飛んでいく」というのを絶対見せたいですね。
――娘さんには、今回のプロジェクトのことは話しましたか?
まだです。小1だから“衛星”というのが何か、まだ分からないと思うんで。でも、小さいロケットは一緒に作ったんで、「パパ、コレの大きいロケットに今度挑戦するわ」って話したら「えーっ!」って言ってました。難しいことは分からなくても、「宇宙にどんなものを放出したい?」という問いかけはしてみようと思います(笑)。
――プロジェクトの実現に向けて、衛星についての勉強会も開いてるとのことですが、他にも何か準備していることはありますか?
僕が飛ぶわけではないので(笑)、特に準備とかはしてないですけど、もっと宇宙や衛星について勉強したいと思っています。Digital Blastさんがすごく丁寧に教えてくれてるYouTubeを見ていただくと、皆さんも「衛星ってこういうものなんだ」って理解が深まると思うし、今回僕たちが飛ばす小さな衛星には関係しないけど、最先端の技術ではこんなことまでできるんだ、ということも知れたらいいな、と思ってます。
子供の頃から宇宙がテーマのアニメが好きだった
――幼少期に「銀河鉄道999」や「機動戦士ガンダム」など、宇宙がテーマのアニメが好きだった、とのことですが、他にも印象に残っている作品はありますか?
「宇宙船サジタリウス」というアニメを弟と見て、「宇宙には別の生命体が居るのか…」と知ったというか、思ったのを覚えてます。他には「SF西遊記スタージンガー」とか。「宇宙戦艦ヤマト」は、ちょっと重々しかったんで、見てはいたけど、あんまり刺さらなかったですね。やっぱり「ガンダム」シリーズが一番響きました。
https://atsushi-uchuchallenge.com
応募概要
募集期間
2023年9月1日(金)~ 2023年9月19日(火)23:59
コンテスト参加者発表
2023年10月上旬(予定)
コンテスト実施日
2023年10月8日(日)昼頃(予定)
コンテスト実施方法
Zoom等オンラインツールを使用し、田村淳にプレゼンをしていただきます。
▼「田村淳の宇宙チャレンジ’24」
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