コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回ピックアップするのは可愛らしい怪物(キメラ)の物語を描いている、ゆ菓子さんの『ちょっと成長した子猫』だ。
ゆ菓子さんは9月17日に自身のX(旧Twitter)に同作を投稿したところ、1.5万件の「いいね」とともに、「一生懸命お世話している姿にキュン」「ついてくる子猫ちゃんかわいい」など多くの反響が寄せられた。この記事では作者のゆ菓子さんにインタビューをおこない、創作のこだわりや裏話について語ってもらった。
慣れない子猫のお世話は一筋縄ではいかなくて…
物語の主人公はサメとネコのキメラである“さめねこ”。さめねこは先日偶然に子猫を拾い、慣れない子猫のお世話に奮闘していた。
“ねこの育て方”という本を読み、猫は玉ねぎやチョコレートを食べてはいけないことを知る。すると早速、子猫が玉ねぎを転がして遊んでいたり、他のキメラがチョコレートをこぼしながら頬張っていたりと先ほど学んだばかりの危機に直面するが、必死に子猫の安全を確保していくさめねこ。
そして猫が好きな“ねこじゃらし”を取り出し、子猫と遊ぼうと全力で振り回す。一生懸命になりすぎて疲れ果てたさめねこは、キョトンとする子猫の横で倒れこんでしまった。
次に猫缶を準備したものの、どうにも開け方が分からない様子のさめねこはフォークで叩いたり、牙でガリガリとかじってみたが開かずじまい…。
今度は子猫のための猫用ベッドをセットし、子猫にプレゼントするさめねこ。子猫はじーっとベッドを眺めていたが、他に興味が移ったようでどこかに行ってしまう。
なかなか上手くいかないお世話に打ちひしがれたように倒れてしまったさめねこは、そのまま眠りに落ちてしまう。すると、子猫はゆっくりとさめねこに近づいてきて…。
慣れない子猫のお世話に奮闘するさめねこに対し、「さめねこの奮闘している姿が愛おしい」「甘えん坊な子猫ちゃんもさめねこも可愛い」などの声が上がっていた。
作者・ゆ菓子さん「一緒に暮らしているさめねこも保護者として成長している」
――『ちょっと成長した子猫』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
以前さめねこと子猫の出会いのお話を描いていて、せっかくなので続きも…と思い制作しました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあれば教えてください。
子猫が成長した姿を描いているのですが、一緒に暮らしているさめねこも保護者として成長しています。ふたりとも見守っていただけたらうれしいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
さめねこと子猫が一緒に寝ているシーンがお気に入りです。
――『ちょっと成長した子猫』の様子を見ると、他の子猫がいないようですが、今回はたまたま具合が悪かった子猫だけの登場だったのでしょうか？
他の子猫は母猫のもとに帰って暮らしています。「子猫を拾ったさめねこの物語」で登場しているのでこちらもぜひご覧ください！
――さめねこと子猫の様子は心が温まりますが、今後のシリーズとして登場するのでしょうか？
今後も登場予定です。
――今後の展望や目標をお教えください。
さめねこと子猫のグッズや、新たなキメラたちのグッズ化ができたらいいなと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！
これからもキメラたちの物語をよろしくお願いいたします！！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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