重岡大毅(WEST.)が主演し、新木優子がヒロインを務めるドラマ「単身花日」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第5話が11月11日に放送された。第3話に続いて再び舜(重岡)と片山(田中樹)の修羅場が。それと共に謎も深まる展開を見せた。(以下、ネタバレを含みます)
スナックでプチ同窓会が始まる
同ドラマは、いわしげ孝による同名コミックが原作。
鹿児島に単身赴任することになったハウスメーカーに勤める主人公・桜木舜(重岡)が、初恋の相手・武田花(新木)と17年ぶりに再会。舜と花の同級生で鹿児島の中小ハウスメーカーの営業マン・片山直哉(田中樹)、舜の妻・ゆり子(高梨臨)とともに禁断の四角関係が展開する“単身赴任ラブサスペンス”となる。
第5話は、視聴者から「どういうこと?」という声が続々と上がるサスペンスフルなストーリー展開に。
冒頭、東京出張中の舜のアパートで花が手料理を準備していると、片山がやって来て「なにやってんだよ」と強引に連れ出した。そんなことを知らない舜は、帰ってきて料理と花のメモがあり、唖然とする。
清らかな思い出だった初恋の相手・花の行動、また彼女が片山と不倫していると思っている舜はもんもんとして、スナック「花日」へ。同じく同級生であるママのめぐみ(長井短)に相談しようとした矢先、片山、さらに鳥貝(前原瑞樹)もやって来て、さながらプチ同窓会となった。
舜を片山がバラの花束でたたく…
実は東京出張のとき、中学時代だけでなく幼少期にも父親の転勤で鹿児島にいたことが分かった舜。自分にそのときの記憶はほぼないが、父親から花と自分が仲良かったこと、さらに父親が片山の父と飲み友だったことを聞いた。そこで片山の父が元気かと片山に問い掛けると、「殺されたんだ」という驚きの答えが返ってきた。
片山の父は、愛人の一人に刺されたのだという。「そんな話させてごめん」と謝る舜に、片山は「優しいなぁ」と小声で吐き出す。そして、家族と愛人の間を行ったり来たりしていた父親の身勝手さを恨めし気に言いつつ、「桜木、お前も優しいふりした身勝手な男だ」と、めぐみのために持ってきていたバラの花束でたたき始めた。
第3話ではチョコレートパフェをぶっかけあった舜と片山。花を巡っての修羅場再びというところだが、その直後に第一の「どういうこと?」が沸き上がる。スナックを出た片山が「仕方ないだろ。だって俺たちは血のつながった…」とつぶやいたのだ。
その言葉の前に、ベッドで眠っている花の姿、ナイフで刺された片山の父、幼い子ども2人がつないだ手のアップが映し出されたが、「血のつながった」は花なのか、舜なのか。