パシフィコ横浜ノースにて「全プリキュア展～20th Anniversary Memories～」のテープカットセレモニーが12月27日に開催。「ひろがるスカイ！プリキュア」(ひろプリ)より、関根明良(ソラ・ハレワタール/キュアスカイ役)、加隈亜衣(虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム役)が登壇した。
関根明良「感慨深いです」東京を経て横浜での開催に
「ふたりはプリキュア」から、現在放送中の「ひろがるスカイ！プリキュア」まで、これまでに20作品にわたってシリーズ化されている同作。毎年モチーフやテーマをかえながら、ごく普通の少女が戦士「プリキュア」に変身し、悪の組織と戦う中で友情や絆、成長などを育む様子が描かれている。
セレモニーが始まると、関根は「ヒーローの出番です!」、加隈は「ヒーローの出番だよ!」とそれぞれのキャラクターのセリフを演じ挨拶。
MCより、横浜会場のオープンを目前にした感想を聞かれると、関根は「私が『全プリキュア展』に参加したのは東京会場で、そのときはまだ『ひろがるスカイ！プリキュア』が放送開始前ということもあって、物語が終盤を迎えた今、展示を観覧させていただいたことが感慨深いです。貰ったバトンを手にして走ってきた1年だったので。みなさんのプリキュアたちの背中の大きさというものを感じました。本当に楽しかったです」と振り返った。
加隈は「私も東京会場で見たときは、『ひろプリ』放送開始前くらいの時期で、アフレコの最中だったので、まだどんな物語になっていくのか私たちもみなさんと一緒に知っていく段階でした。以前は先輩たちが積み上げてきたものを見させていただいた気持ちだったんですが、こうやって横浜で開催されてから改めて見ると、『ひろプリ』もちゃんとみなさんに加わって参加して、歴史をひとつ紡げたんだな、という気持ちでいっぱいになりました」と回答した。
横浜がプリキュア一色に！「全プリキュア展」の楽しみ方
プリキュア20周年を記念して、横浜市内では、みなとみらい線のラッピング、観覧車の特別演出、横浜市庁舎プリキュアカラーライトアップなど、街がプリキュア一色になる施策が行われている。
それを踏まえた展示の楽しみ方について、関根は「今回の『全プリキュア展』は、駅からプリキュア、改札もプリキュア、あちこちにプリキュア。本当に横浜がプリキュアに染まっていて、展示を観た後にリバイバル上映の映画を観たりと、たくさんプリキュアデーになるんじゃないかな、と思ってます」と、プリキュアファンに伝えた。
このほど開催された「全プリキュア展」は、2月1日から池袋、その後、名古屋、大阪でも行われた。最後の会場となる横浜では、2023年12月28日から2024年1月9日までの期間にわたって開催される。
◆取材・文＝後藤響平
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