「ファイブ」出演中の水田航生が初の本格時代劇!「何かが変わるキッカケになると思う」
時代小説の巨匠・山本周五郎の哀感あふれる町人・庶民の人生物語を1話完結で描く火曜ドラマ「山本周五郎時代劇 武士の魂」(毎月前半火曜夜8:00-8.54、BSジャパン)。
最終話では山本作品の中でも人気の高い「失蝶記」を放送し、主役はドラマ「ファイブ」(毎週月曜夜2:40-3:10、フジ)やミュージカル「テニスの王子様」(2009、2010年)などで活躍する水田航生が務めることが分かった。水田は青年藩士・谷川主計(かずえ)役として、若い武士のプライド、友情、そして移り行く時代の流れへの葛藤を色濃く演じる。
本作について水田は、「初の時代劇主演ドラマという事もあり、自分では覚悟を持ってこの役を演じました。その覚悟は武士として生きた谷川の覚悟にも反映させていきたいと強く感じて臨みました。
また、幕末の細やかな時代背景など改めて勉強する機会にもなり、人間が何かを失ってでも必死に存在価値を見出しそれぞれの信念のために生きようとする武士の魂は、純粋に今を生きる僕たちの心を打つと思います。今を生きる人たちの心に必ず響くと確信しています。自分の中で何かが変わる、開けるキッカケになると思います」と明かした。
さらに、「演じるにあたり、時代特有の言葉使いが難しかったです。あと、体のある機能を失ってしまう役なので、その表現も難しかったです。僕が演じる谷川の親友・杉永役の遠藤雄弥君とは以前に少しだけ共演したことがあったのですが、こんなにガッツリとお芝居するのは初めてで、とても助けていただきました。撮影の合間の空き時間に自主練習なども快く引き受けてくれて、本番でも本当に雄弥君のお芝居に感化されて僕もお芝居することができました」と撮影を振り返った。
水田は初の本格時代劇の出演が決まると、1カ月におよぶ殺陣稽古に取り組み、立ち回りだけでなく、武士の誇りをも自身にたたきこむ勢いで撮影に挑んだという。本作で新境地を開いた水田の演技が、今から楽しみだ!
毎月前半火曜夜8:00-8.54にBSジャパンにて放送中