レナの手術箇所が予想より多く、タイムリミットが迫る
ミヤビは過去2年間の記憶をなくしているが医療技術に大きく問題はなく、主治医の大迫からそろそろ医者に戻ることを勧められる。三瓶からも脳外科の手術を行うように言われるが、ミヤビは拒否する。
レナは現状を改善するための手術を受けることを決意。三瓶が執刀し、10分以内に終えなくてはいけない手術が始まる。三瓶が着々と進めていくが、予想より手術箇所が多く、タイムリミットが迫る。すると、三瓶が静かに「川内先生、お願いします」と言う。ミヤビは躊躇(ちゅうちょ)するが、記憶がなくても技術は身についていると言われて手術に加わる。ミヤビは繊細な手術を見事な手さばきでやりとげ、手術は無事に成功する。
レナは少しずつ言葉を取り戻し、前を向くようになる。その姿を見てミヤビは笑顔になるのだった。
レナもミヤビも前進することができるようになった様子に胸が熱くなる。X(旧Twitter)でも「息切れするほど泣いた」「人を信じる希望に満ちた名作」「杉咲花も若葉竜也も全員最高にかっけぇ」とコメントが寄せられてトレンド1位を記録し、好調なスタートとなった。
◆構成・文=入江奈々
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