「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の古舘春一による大人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」を原作とした舞台、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」。その最新作"進化の夏"が9月8日(金)より開幕する。全シリーズで主演を務める須賀健太(日向翔陽役)、同じくシリーズ全てに出演する小坂涼太郎(月島蛍役)、さらに本作より初参加する影山達也(影山飛雄役)に本作への意気込みをインタビュー!
演劇「ハイキュー!!」は観客と一緒に楽しむ作品
――ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」は2015年11月の始動から、ついにシリーズ4作目へと突入しました! 座長を務める須賀さんは今どんなお気持ちですか?
須賀「本当にありがたいなと思っています。前作からそれまでの3倍くらい大きな劇場で公演できるようになったんですけど、会場いっぱいにお客さんが連日詰めかけてくださって。それだけ大勢の皆さんに求められているんだなあって実感しました」
――須賀さんから見て、演劇「ハイキュー!!」の魅力は?
須賀「実際のバレーボールの試合を見ているような、お客さんも一体となって楽しめるところだと思います。演劇「ハイキュー!!」は新しい観劇の仕方を模索している作品なのかなと常々思っていて。例えば観劇中って、あんまり声を出さずに静かに観ましょう、拍手も決められたところでっていうのが基本ですよね? でも演劇「ハイキュー!!」ならではの観劇の仕方があっても良いんじゃないのかなと思っているんです。だから僕らもお客さんを巻き込んだ空気作りを意識しながらがんばってますね」
――本作"進化の夏"では、新たなキャストが加わりました。特に影山飛雄役の影山達也さんは、同じ苗字ということもあって縁を感じますか?
影山「決まった時は“えっ、僕!?”みたいな感じで、ただただビックリしました。元々原作が大好きで、同じ苗字として飛雄にはすごい思い入れがあったから、まさか本当に“影山が影山を演じられるんだ”っていう感動は大きかったです」
――同じ苗字ということで、稽古中とか仲間内での呼び方を統一しよう、みたいな話し合いはあったんですか?
影山「特にないです(笑)。みんな好きなように呼んでもらってます。達也って下の名前を呼ぶ人もいれば、影ちゃんって呼ぶ人もいますね。ただ、おかげでこの前も(小坂)涼太郎が…」
小坂「そうそう。僕は、キャラクターの影山を呼んだつもりが、同じ苗字だからどっちがどっちだよっていう」
須賀「後輩が先輩を呼び捨てしちゃったみたいなハプニングがね」
小坂「申し訳ございません(笑)」
原作=古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出・脚本=ウォーリー木下
〈東京公演〉2017年9月8日(金)~10日(日)
TOKYO DOME CITY HALLにて上演
〈大阪公演〉2017年9月15日(金)~18日(月・祝)
大阪メルパルクホールにて上演
〈兵庫公演〉2017年9月22(金)~24日(日)
あましんアルカイックホールにて上演
〈宮城公演〉2017年9月29日(金)~10月1日(日)
多賀城市民会館 大ホールにて上演
〈福岡公演〉2017年10月14日(土)~15日(日)
久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて上演
〈東京凱旋公演〉2017年10月20日(金)~29日(日)
TOKYO DOME CITY HALLにて上演
© 古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会