田中れいな、LoVendoЯをもっと発信していきたい!
――3人体制になってからの初ツアー、ミニアルバムです。手応えはどうでしたか?
私はすごく楽しいです。3人になって、自分が動きたいように動けるようになったというか。正直言うと、4人の時は、「うざいかな?」「邪魔にならんかな?」って、ギターの2人に遠慮しながら動いてたんですよね。それにボーカル2人でセンターを割ってるし。ライブハウスってホールみたいにいっぱいピンがないから、照明がセンターにしか落ちないって感じなんですよ。見てる側からはどうか分からないですけど、ビデオを見てそう感じてたんですよね。
れいなとおかまりで分かれて、照明の下がポツンって空いてる感じで。もったいないなってずっと思ってて。でも3人になって、れいながセンターに立つことになって。力が漲るんですよね、昔からセンター好きだったんで(笑)。皆さんからしたら立ち位置はそんなに気にならんかもですけど、私にとってセンターというのはすごく大事な事で、もちろん好きっていうだけでなくて、自分次第でライブ全体のデキが変わってくるっていう厳しい気持ちでやってるし。だけん、周りに気を遣わず、伸び伸びパフォーマンスができるようになって、すごく楽しくなりましたね。
――宮澤さんはギターが1人になった事で重圧があったと思います。田中さんから見て思うところはありますか?
いい機会だなって。今まで姉さん(魚住)がリードギターをやってくれていたから、厳しい言い方をすれば、茉凛は手を抜けるポジションだったんですよ。「難しいところは姉さんがやるからいっか」みたいな。でも、これからはそれを茉凛がやらなきゃいけなくなったわけで、それは成長できるいいチャンスだと思うんですよ。そういう気持ちがあったから、姉さんが抜けたことで1番期待したのは茉凛でしたね。
やっぱり音で分かるんですけど、「あ、意外と弾けるんだ」っていう発見があったりとか、追い込まれたらやれるんだっていうことが見えましたね。人間、誰かがいなくなってもそれを補える力は誰にでもあって、それは自分のやる気と自信で変わってくるものだと思うんです。なので、茉凛にはこれからもやる気と自信を持ってパフォーマンスしてもらいたいですね。
――これからのLoVendoЯに、リーダーとしてどういうビジョンをお持ちですか?
まずはたくさんの方にLoVendoЯのライブを見に来てもらいたいです。今、自分たちの曲を発信する場所がなかなか作れていないので、3人それぞれ、例えば今日私がアニメのイベントに出させてもらったように、そこから田中れいなやLoVendoЯを知ってもらい、ライブに来てもらえれるような活動をしていきたいですね。そうやって繋げていって、ちょっとでも興味を持ってもらえる機会を個々にいっぱい作っていって、新規のファンを取り入れて、こんなグループいたんだって思ってもらえるようにしていきたいです。
――「LoVendoЯってバンドはおもしろいぞ」って?
そうなんですけど、楽器がギターしかいないから、もうこれからはバンドって言えないと思ってます。正直今までもそうだったんですけど、バンドって名乗るのは恥ずかしい。「バンドやってるんで」って言うと、「編成は? え、バンドじゃないじゃん」って絶対返されるんですよ。だからグループとか、ユニットって言うようにしてるんですけど、だからこそいろんな対応ができるとも思ってます。
ライブではバンドにも出来るし、ユニットだけで歌を届けるっていうふうにも出来るし。3人それぞれが窮屈にならずに、やりたい事を伸び伸びやれる事を望んでいます。頑張ります!
取材・文:鈴木康道
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■ミニアルバム(DVD付)「Яe:Start」
9月6日(水)発売/2500円+税
01.ぶっぱなせ!Baby,I Love Ya!/02.ギラギラ伝説
03.シンデレラタイム♪/04.出発の鐘
05.GAME/06.CARRY ON
■「Яe:Start」発売記念ミニライブ&握手会
9月6日(水)アーバンドックららぽーと豊洲(東京)
9月8日(金)ヴィーナスフォート(東京)
9月9日(土)近鉄パッセ屋上(愛知)
9月10日(日)ディスクピア日本橋店/タワーレコード梅田NU茶屋町店(大阪)
■田中れいなオフィシャルブログ
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毎週木曜22:00より
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