放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が開催する「A-PAB 4K番組アワード」の授賞式が18日都内で行われ、各部門最優秀作品・優秀作品の発表とともに、全部門を通じたグランプリ作品を「連続ドラマW フィクサー Season1」(WOWOW)が受賞した。スペシャルゲストとして同作品に出演した内田有紀が登壇し「制作陣が高いクオリティを求め、演じる側としても息もつけぬほどの緊張感をもって挑んだ作品。必ず視聴者の皆さんにも届くと信じていた」と喜びを語った。
優れた4K放送番組を表彰する「A-PAB 4K番組アワード」
「A-PAB 4K番組アワード」は2018年12月1日に開始した4K8K衛星放送が5周年を迎えたことを機に設立された賞で、2024年1月31日までに有償、無償を問わず 国内で4K放送された番組をエントリー対象作品として、優れた作品を表彰する。「ドラマ部門」「紀行・ドキュメンタリー部門」「ライブ・エンターテインメント部門」「短篇映像部門」の4部門からそれぞれ最優秀作品を1本、優秀作品を複数本選出し、さらに4部門の最優秀作品の中から、1作品をグランプリとして選出する。
今回グランプリを受賞した「連続ドラマW フィクサー Season1」(WOWOW)は、唐沢寿明を主演に、脚本家・井上由美子が政界に暗躍するフィクサーを主人公に描いたオリジナルドラマ。内田は、唐沢演じるフィクサー・設楽拳一に協力する報道番組キャスター・沢村玲子を演じた。
内田は、唐沢のほか、西田敏行、小林薫ら俳優陣の豪華さに触れ「現場では日々、唐沢さんとキャストの皆さんの芝居合戦が繰り広げられていた。私もオンエアを見て圧倒されて、毎日戦いに挑むような感じで撮影が進んでいた」と撮影現場でのエピソードを披露。
また4K作品ならではの利点として、色彩の美しさやセットの細かい部分まで見える没入感の高さを挙げた。
キングレコード
発売日: 2010/07/06