杉野遥亮が主演を務める月10ドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第10話「『そこへ行けば救える命がある』MMTの信念」が、9月9日に放送された。(以下、ネタバレを含みます)
山岳医療の現場を描く作品
本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、長野・松本を舞台に描く山岳医療ドラマ。
杉野は整形外科医と山岳診療科を兼務する医師・宮本歩を演じ、歩と幼なじみの麻酔科医・村松典子を岡崎紗絵、看護師・鮎川玲を宮澤エマ、歩と典子の幼なじみで焼き鳥店を営む小松真吾を向井康二、循環器内科医・掛川康二を近藤公園、オペ看護師・平早紀をトラウデン直美、救命救急医・小宮山太を八嶋智人、信濃総合病院の院長・松澤周子を檀れい、そして国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医・江森岳人を大森南朋が演じる。
入院中の江森が、ニュースの映像で婚約者の所持品を発見
心臓に疾患を抱えていた江森(大森南朋)が倒れ、入院することになった。MMTはSNSで炎上し、週刊誌にも“ヘリのタクシー化”という記事が掲載されてしまい、まさに窮地に追い込まれた状況になってしまった。
蒼馬岳の登山道で地震による土砂崩れが発生し、登山者4人が安否不明に。病室でニュースを見ていた江森は、現場付近から発見された登山者の所持品の中に婚約者だった美鈴(中越典子)の古いリュックとカラビナがあることに気づいた。
7年間、行方不明の美鈴を探し続けてきた江森は居ても立っても居られず、病院を抜け出し、土砂災害が起こった現場へと向かった。