実は、綾瀬と本田の会話をスルーしていた!?
――そんな石黒さんと2人のシーンも多いと思いますが、共演していかがですか?
以前に共演させていただいたことがあるのですが、まさか夫婦役をやるとは思っていなかったです。前回共演の時は、教授と生徒という立ち位置だったので。久しぶりにお会いしたのですが、石黒さんの印象が本当に変わらなくて、お芝居に安定感がありますね。シリアスなシーンが多いので、毎回現場を和らげてくださいます。結構おちゃめな方です(笑)。
――綾瀬さんや本田さんとの3人のシーンは見ていて楽しいですが、現場はどんな雰囲気ですか?
翼ちゃんが元気で明るいキャラクターで、はるかちゃんが天然で真っすぐだから、2人でじゃれ合って、ツッコミ合っています。そして、最終的に私に振られるので、私はその爆弾を爆発させないようにスルーしています(笑)。
育ってきた環境や学校が違い、年齢も違った人が仲良くなるという部分では、ドラマの3人の関係はとてもリアルだと思うし、実際にご近所さんだったらお互いに仲良くなっている気がします。
――脚本は「BORDER 贖罪」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などを手掛けられた金城一紀さんです。コメディー要素の中にアクション的な要素もありますが、台本を読んでどう感じられましたか?
やっぱり面白いなと思いました。主婦や女性の話であっても、単純じゃない! エッジの効いた問題提示をするだけではなくて、トリックのようなひとひねりが絶対ストーリーの中にあるんです。その心情の描かれ方というのが、台本を読んでいてもそうですが、テレビで見ていても飽きさせない、最後にグッと気持ちをつかんでくれる感じがあります。
最初はただ面白いなと思って台本を読んでいましたが、5話6話あたりから、ひとひねりあった深さがあるというか深層心理をすごく付いてくるので、さらに面白いなと思います。
毎週水曜夜10.00-11.00
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