「ドロドロ不倫劇の合間に、息抜きできるシーンになれば」
――恋人とケンカになったとき、先に謝るタイプですか? それとも意地を張って謝らないタイプ?
飯島 僕は謝りますね。面倒だから(笑)。ほんとに自分が悪かったらもちろんすぐ謝りますけど、確実に相手が悪くても、聞いてくれなそうだったら謝りの言葉から入って話で解決っていう流れですかね。折れたふりをして。だって面倒じゃないですか。
――納得していなくても?
飯島 う~ん、そうですね。
岡田 僕も。自分が悪いなと思う点があれば、先に謝りますね。ケンカしたとき? 悪くないときは謝らないと思います。
飯島 頑固かよ(笑)。大体男が悪いじゃん。俺、今までの経験じゃだいたい男が悪いぞ。恋愛だけじゃなくて。だいたい怒られたら「俺が悪いんだな」って納得しちゃうんですね。言い返せない(笑)。
――男同士のケンカのときはどうですか?
飯島 男同士ってけっこう簡単に仲直りするよね。
岡田 そうだよね。お互いやっぱり悪いところはあると思う。お互い悪いと思ってなかったら人間関係が終わっちゃう、みたいなところはあると思います。
飯島 深い関係だったらお互い謝るよね。俺も親友とガチのケンカしたことあるけど、すぐお互い謝ったよ。だからそう、そういうものなんだなって思う。大事な人は失いたくないから。
――放送を見て印象深かったシーン、ドキドキしたシーンはどこですか?
岡田 2話(2/2放送)で、寮の廊下で純平さんの後ろから手がスッと来て、パッと顔を見たら笑顔の里奈がいるっていう場面。もうホラーでしたよね。青白くて、オバケとして描かれてるレベルで。あれはもうゾッとしましたね。怖っ!と思って。でも、僕らは客観的にストーリーとして見ているから、危険な女性が来た、とか罠だ、とか思えるけど、純平さんからしたら、そこまで「怖い」って思いはしてない。それがまた怖いですよね。そういう女性には気をつけないとなって思いで見ていました(笑)。
飯島 僕は、高森家のキッチンで純平さんの浮気が発覚したときの杏寿さんの表情が怖かったです。リアルだった(笑)。1話(1/26放送)の最後。すごい怖えな…って思いながら見ていました。冷蔵庫にネギとかしまいながら「で?」って。自分がその立場だったら言い返せないなって思います。そういう怖さがありました。
――最後に自分のココを見て!というメッセージをお願いします!
岡田 僕たちのシーンは、本筋のヒヤヒヤドキドキドロドロ不倫劇の合間でちょっと息抜きをしてもらえればと思います。あと今後、6話(3/2放送)以降は、疑いつつも「不倫なんてするわけないよな…え?」っていう、”世間の代弁者”みたいな役割も出てきます。「そうそう、そうなるよね」っていう感じで見てもらえたらいいなと思います。
飯島 話を重ねていくごとに一ノ瀬も小泉もだんだん周りの環境の変化に少しずつ疑問を感じてきます。それは第三者からの目線なので、その心情とか表情に注目していただけたらと思います。あと、小泉は毎回毛先の向きが違うので(笑)。毎回メークさんが気分によって変えていたりするので、あ、今日はこう違うとか見てもらえたらなって…ここは別にどうでもいいです(笑)。