二宮和也「ブラックペアン」試写会で語ったテレビドラマへの“愛とプライド”【イベントリポ】
実はキャストも試写会から参加!
司会:二宮さん、今日このプレびゅアム(プレミアム)試写会、皆さんは、後ろの方で!?
二宮:いや、一番興奮しているじゃないですか
会場:(笑)
二宮:僕ら、あそこ(客席の最上部を指差し)の、スタッフさんたちがいるところで見ていましたから。
会場:ええ~!?
司会:皆さんとご一緒に、(キャスト)全員今日ご覧になっていたんですって!
二宮:気付かなかったですよね? 気付かなかったですよね? 1話上映前の(主題歌を手掛けた)小田和正さんのメッセージを読み上げるくだりから、ずっと見てたもんね。だから、これ(着席が)早過ぎるんじゃないかな?って思いながらドキドキして座ってたんですけど。
二宮和也の首の角度が…
司会:加藤浩次さん、ドラマの出演は久しぶり、ということですが。
加藤浩次:ドラマは6年ぶり、TBSだと約10年ぶりですかね。ビックリしましたよ。僕1話見て、本当に感動しちゃって。小泉孝太郎君が入ってくるシーンあるじゃないですか。あの時の二宮君の首の位置ね!
一同:(爆笑)
加藤浩次:すげえにらみ方で! それが、俺、いち視聴者目線で面白いと思っちゃって!
二宮:(赤面)
手術シーンそのものが“ブラック”!?
司会:公式ツイッターに寄せられた質問で一番多かったものをご紹介します。番組タイトルにちなみ「自分でブラックだな、悪魔だなと思う瞬間は?」ということですが、どうですか?
二宮:ええ~!? いろいろなところで言わせてもらってますけど、「ドラマに出たい」とか「映画に出たい」とかそういう風に思いながら常に過ごしているわけじゃないですか、我々は。
で、決まったら「うれしい」「やったー」と思うけど、撮影入って時間が過ぎていくと、いつも「早く終わんないかな」とか「自分の役は今ここで死んだら、もうこのまま休みになるんだな」とか、まったく逆のことを考えてしまう自分がいますね。
司会:それだけ現場はつらい?
二宮:今回は、本っ当につらい!(説得力強めに)
加藤:さっき、裏で聞いたんですけど、手術シーンって10時間くらい掛かってるんでしょ? それを5分とかに短くして、あの緊迫感になってるって聞いて、ビックリしたんだけど。
小泉: 1話に出てくる手術シーンで、朝から撮影始めて、終わりが夜中の2時とかですもんね。それが3~4分のシーンになっているわけじゃないですか。うん…。(遠い目)
一同:(爆笑)
二宮:(笑)見る方としてはね、なんか難しい。見方が難しいドラマです。
小泉:長いですよ。合い間には渡海先生は手さばきのレクチャーがあったりとかね。
医療にまつわる言葉遣いも慣れていないじゃないですか。そういう一つ一つレクチャーを受け、段取りを確認してってなると16~17時間、平気で掛かりますよね。