二宮和也「ブラックペアン」試写会で語ったテレビドラマへの“愛とプライド”【イベントリポ】
緊迫した撮影現場の一方、オフはゆるゆるトーク!
司会:これだけ緊迫した撮影の中で、どうやって息抜きしているんですか?
二宮:わりと、共通項はなくとも、10代から60代までいる現場なんですよ。うちって。だから世代超えてしゃべれるっていうのは、共通項がなかったから逆にいろんな話が聞けて、単純に面白いですけどね。
小泉:最近、僕、二宮君、竹内君の3人が朝方までの撮影が多かったので、手術シーンの合間とかに「今何食べたい?」って話したりね。
二宮:孝太郎君が前からすごい難しい顔して、歩いて来て「カップラーメンで何が好き?」って(笑)。へ? カップラーメン?って。
一同:(爆笑)
小泉:緊張感のある現場だと、そういうのがいいですね。
竹内:夜中の撮影だとそういう小っちゃい話題でも、すっごい盛り上がるんですよね。
二宮のテレビドラマへの愛と誇りとは?「質を上げていく作業をしています」
司会:二宮さん、最後に一言お願いします。
二宮:本日はお越しいただきありがとうございました。僕らは常に「テレビドラマってすごいだろ」っていうプライドを持って作らさせてもらっています。
もちろん映画だってすごいし、舞台だってすごいけど、やっぱりまだテレビって力が全然あって。
それを作りたいから一流の人たちが集まって、一流のスタッフの人が来て、一流の歌い手さんがいて、それを生み出す一流の作家さんがいるわけですよね。
それをみんなで映像化しようってなったときに、これだけ時間はかかる。だけれども、それを日曜の夜9時にみんながチャンネルを合わせたら、みんな平等にそれが届くっていうのはやっぱりテレビの力だと、僕は信じています。
視聴率とかね、いろいろ「高けりゃいいだろ」とかっていうのももちろんあるけど、視聴率がいいものを作れないから我々は質を上げていく作業をしているわけで。
それが一人でも多くの人に届けばいいなと思って、これからずっと最終回まで走っていこうと思っています。
今日見ていいな、よかったな、と思ったらまた4月22日(日)夜9時にチャンネルを合わせればまたやってますんで、ぜひ見ていただきたいなと思います。今日はありがとうございました。