100回突破「ブラタモリ」スタッフの裏話!“函館パターン”って何?取材だけで2カ月、編集に1カ月!?
雨などの悪天候も大敵だ。
良Dは、「ロケの10日ぐらい前から天気予報を気にしますね。自然をめでたり、美しさを楽しむ回は天気が悪いと厳しいです」と、天候に左右される苦労を語る。
悪天候に見舞われ、何度かロケ日が変更になったこともあるとか…。
ロケ荷物は“引っ越し並み”!
出演者が少なく、撮影隊の規模も小さいがロケのときの荷物はかなり多い。「ヘルメットや雨が降ったときなどに使う長靴とか、毎回大量の荷物を持って移動しています」と中村Pは明かす。
「以前、天気が悪くて北海道・函館の夜景が見えなかったロケで、『本当ならこういう素敵な夜景が見られます』という大きなパネルを作ったんですよ。僕たちはこれを“函館パターン”と呼んでいるんですけど、これは毎回持っていくことにしていて、結構かさばるんです。京都では出番なし。晴れて良かったです」(中村P)
毎回仕込まれているという“函館パターン”。「今回はどの景色のパターンを作ったのかな?」と想像してみるのも面白いかも!?
「いつも“タモリさんを驚かせたい”一心でやっている。タモリさんが知らないことをやることを意識している」と話す中村P&良D。博識のタモリと、そんなタモリを驚かせたいスタッフの情熱の化学反応で生まれる「ブラタモリ」は放送100回を超えた。次回はどんな驚きをタモリさんに、そして私たちにもたらしてくれるのか。円熟味を増した番組の今後が楽しみだ。
取材・文=小池貴之
毎週土曜夜7:30-8:15
NHK総合
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