鈴愛&律の甘酸っぱい展開に反響大!【朝ドラの裏側をのぞきたい!(10)】
第29回では、幼なじみの恋(?)の他に、母と娘の愛情も濃く描かれた。
母・晴(松雪泰子)の涙を見たことで上京への思いが揺らぐ鈴愛の背中を、晴が押してやるシーン。「鈴愛の夢は、お母ちゃんの夢や」というせりふが、松雪のしっとりとした声に乗って優しく響く。
そんな温かい場面だが、せりふでつなぐ長いシーンのため、撮影中の緊張感はかなりのもの。カットが掛かると、息を止めがちだったのかスタッフも深呼吸をする。
それでもスタンバイの間、目が合うたびに、ほわっとほほ笑む永野と松雪の姿が印象的だった。
見逃しても安心!今日のあらすじを“知りたい!”
・第5週「東京、行きたい!」第29回のあらすじ(5月4日[金]放送)
鈴愛(永野芽郁)の熱意が晴(松雪泰子)の心を動かし、ついに鈴愛の東京行きが決まる。農協に内定辞退のお詫びに行こうとする楡野家の面々。ところが当日の朝、鈴愛は「農協に行ってもいい」と言い出す。晴の涙を見て、鈴愛の心は揺らいでいたのだった。そんな娘の背中を、晴は押してやる。
時は過ぎ、12月。梟会の4人は、久しぶりに喫茶・ともしびに集まった。ブッチャー(矢本悠馬)と菜生(奈緒)も進路が決まり、残るはセンター試験を目前に控えた律(佐藤健)のみ。鈴愛の上京話で盛り上がる中、律の表情は曇っていた。