内村光良、現場で見せたスタッフへの気遣い「コンフィデンスマンJP」【プロデューサーに聞く(6)】
古沢良太が脚本を務める“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。5月14日(月)放送の第6話のゲストには、「西遊記」(2006年、フジテレビ系)以来の月9ドラマ出演となる内村光良が登場する。
主演を務める長澤まさみと東出昌大、小日向文世がそれぞれ信用詐欺師を演じ、毎回さまざまな業界の悪徳大富豪をターゲットに、壮大な詐欺計画を実行していく本作。
第6話は「古代遺跡編」と題し、内村がうその町おこしプロジェクトで土地を安値で買い上げる悪徳コンサルタント・斑井(まだらい)を演じる。今回の見どころをプロデューサーの草ヶ谷大輔氏に聞いた。
「ハートウォーミングな回です。すごく悪いやつに見えた男・斑井が、最後は哀れでかわいそうにさえ見えると思います。内村さんだからこそにじみ出る切なさやむなしさがあって、心にぐっとくるはずです」。
そんな人間味のあるキャラクターを演じる内村は、撮影現場での取り組み方に彼の人柄が表れていたという。
「1月に千葉・君津の現場で撮影をしましたが、とても寒かったんですよ。もちろん暖を取れるようにご用意していたのですが、内村さんは現場から離れず、ベンチコートも着ないでずっと現場で待機されていました。それでいて『寒い』などとは一言も言わない。
現場で働いているスタッフやエキストラさんに気を使われていらっしゃったんです。監督もやってらっしゃる方だからこそだと思いますが、僕は内村さんの現場に対する姿勢を拝見して、ただただ感動を覚えました」。