村上弘明&陣内孝則が4度目のタッグ!松本清張の遺作を初映像化
田中道子(青木奈津美/警視庁刑事部捜査一課巡査部長)コメント
今回演じる青木という役は、村上さんの下で働く、中堅にもなっていない一生懸命で素直な女性警官です。
初めての松本清張作品という事で、自分自身でしっかり役を固めながら現場で柔軟に対応していけるよう、また、共演者の皆さんからいただいたアドバイスを胸に、精一杯演じました。
今作は、犯人の動機に妙に共感してしまいそうなほど、人間臭いと言いますか、誰しもが「わ、こういう感情あるなぁ」と思える部分が非常に多い作品だと思います。
殺害の動機と犯人が分かった瞬間、一気に人間の闇や深い部分、誰しもが持つ内の部分が見えてくる。そこがとても人間らしく、この作品の良さだなと感じています。
私自身も、台本を読み終えるまで犯人が誰か分からなかったので、皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと思います。
鈴木保奈美(有島澄江/北海道北浦市市長秘書)コメント
今回、原作では男性の設定である役を女性秘書として演じるという事で、仕事人としての部分と、その中にある微かな女性としての部分やさじ加減を上手に出せればいいなと思いながら演じました。
原作は時代が少し前なので、今作はそれを現代の2018年に置き換えているのですが、原作を読みながら、時代は変わっても「人間の心理」という部分は何年経っても変わらないのだなと感じ、自分自身もそこが面白い発見でした。
色んな物事が巧くいかない、思い通りにならない、そんな葛藤や切なさや、結局人は愚かなのかなと感じる人間臭さが、非常に面白いと感じる作品です。
出演者も濃い面々で、「これぞ松本清張作品!」という仕上がりになっていますので、犯人は一体誰なのか、最後までどうなるのかをお楽しみいただけると嬉しいです!
7月2日(月)夜9:00
テレビ東京系にて放送
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