“個性派ヘア”は伊勢谷友介のアイデア!?「サバイバル・ウェディング」鈴間広枝Pが解説
さやかの服装のコンセプトは意外と難しい!?
――そんな宇佐美が編集長を務める「riz」の編集部にさやかは復職しますが、さやかの服装のコンセプトは何かありますか?
婚約している彼氏がいて寿退社するぐらいなので、それなりにかわいらしいものの男受けが全く狙えない不器用さ、あざとさゼロという難しいところを攻めるためにスタイリストさんと話し合い、古着、重ね着のような服装を目指しました。
髪が長い方が女子度がありますが、波瑠さんはショートカットなので、大きめなイヤリングなどのアクセサリーを取り入れ、カジュアルだけど女性っぽさが出るようにしました。
ただ、基本的にはジャージや重ね着で、常に下にはパンツやデニムを履いている。ワンピースだとしても、下は履いているようにする。そうやって、体のラインが全然見えないようにはしますが、決して“地味でダサい”という路線とは違うところを狙いました。
そこから宇佐美の指導で、重ね着していたパンツを脱ぎ、生足を出すようになるようにだんだんさやかが変わっていくところを、足し引きをしながら逆算していっています。
――それって、すごく難しいですよね。
難しいんです。おそらく普通にダサくて、ファッション感度の低い女の子を作るのは、割と簡単なんですよね。
シンプルなものをもさっと着ていれば、何となくダサく、やぼったく見えると思うんですが、ちゃんと和也(風間俊介)という恋人がいて、結婚もしようという女の子なので、この人では結婚できないというふうには思われないようにしています。
鈴間Pがこっそり伝授! 宇佐美が教えるモテポイント
――これだけは知っておきたい、宇佐美さんが教えるモテポイントのコツはありますか?
宇佐美いわく、「とにかく太いことを気にして、隠すのは止めるように」というのがモテる服のポイントです。もちろんワンピースや愛されブラウスなどはあると思うんですが、基本的に腕と足は絶対に出すことがポイントです。男性はそれらに目が行くそうですよ(笑)。
しかも、ガリガリが好きな男性は、この世に結構、少数派とのこと。だから、とりあえず出してみた方がいいそうです。欠点がさらされることによって、頑張る気持ちになれることもあるので、思い切ってさらすことがまず第一だそうです(笑)。