<西郷どん>“幼き剣豪”との再会にファン感涙!「もらい泣きしすぎた」
「斉彬さまとのシーン思い出す」の声
また、この2人の再会シーンから、吉之助の過去のあるシーンを連想する声も。
第1回(1月7日放送)、薩摩島津家の世継ぎ・斉彬と初めて出会い、その大きさに心打たれた幼い頃の吉之助(小吉・渡邉蒼)。
第9回(3月4日放送)で、剣で自分の身を守ってくれという斉彬に吉之助は「恥ずかしながら、幼かころ、右腕の腱を斬って刀は使えもはん。こん懐刀は飾りにございもす。それでもこげんして今も生きちょっとは、殿にお言葉をかけていただいたからでございもす。死んではならんち」と思いを吐露。斉彬に「あのときの小僧か!大きくなったなぁ…めそめそ泣いていたやっせんぼだ!」と言葉を掛けられ、「はい!やっせんぼの小僧でございもす!」と、やはり生涯の主君との再会にむせび泣いた経験を持っていたのだ。
憧れの人に自分の存在を覚えてもらえていた――その喜びが、若い侍の心に忠誠心の灯をともす。そんなシーンを、立場を変えて再び演じた吉之助に、初回からのファンは感激。「斉彬さまとのシーンを思い出す」「吉之助にとっての斉彬様が、半次郎にとっての吉之助…つながったよ」「吉之助が時を経て斉彬のような存在になったのか」「時代はこうやって回っていくんだな」「吉之助も、あのときのやっせんぼだって言われた時のこと、きっと思い出してたんだろう。泣ける…」といった声が上がっている。
ふきとの名シーンを思わせるセリフも
また、この回では一ツ橋慶喜(松田翔太)の側室となったふきが、吉之助について「あのお方は立派なお侍さまです」と口にする場面も。
第2回(1月14日放送)、貧しい百姓一家に生まれた幼少期のふき(柿原りんか)が借金のカタに身売りされたが、このとき身売りを阻止しようと奔走した吉之助にふきが「立派なお侍さんに会えてうれしゅうございもした」と涙ながらに語ったシーンは感動を巻き起こし、話題になった。この回のサブタイトルはズバリ、「立派なお侍」だった。
第27回は、半次郎、ふきとの長い時間をかけた交流が「子どもは国の宝」「侍の本懐は、民の暮らしを守ること」という吉之助の思いをくっきりと描き出す回となった。
7月29日放送の第28回で、吉之助はいよいよ勝海舟(遠藤憲一)・坂本龍馬(小栗旬)との出会いを果たす。慶喜らが戦の準備を進める中、吉之助は勝に会いに行く。そこには龍馬の姿も。勝は吉之助に「幕府なんかは見限ってよい」と衝撃の一言を放つ。