「恋愛に奥手なところは似てるかも」佐野勇斗 “自分だっさいな!”と感じた思い出
――葵さんは「吟蔵は佐野さんにぴったり」だとおっしゃっていましたが。
昔の僕は素を出さないというか抑えていたところがあったので(笑)、そういうときに葵さんと現場が一緒だったので、似てると言ってたのかもしれないですね。
――葵さんとは佐野さんのデビュー作となった映画「くちびるに歌を」(2015年)以来、3年ぶりの共演ですね。
共演は久しぶりなのですが、「くちびるに歌を」のメンバーは今でもずっと仲良くて、定期的に会ったりしているので、会うのは全然久しぶりじゃないんです。正直、昔から仲のいい友達と恋人同士という役をやるのはどうかな…と思っていたんですけど、「もうちょっとこうしてみる?」「こうしてみたら?」みたいな、普通は言いにくいようなことも言える関係だったので良かったですね。僕も胸キュンシーンはそんなに慣れていないので、「どうしたら良い雰囲気に見えるかな」とお互い相談しながらやっていましたね。
――他の共演者の皆さんとはいかがでしたか?
わかなちゃんとはよく一緒にいたんですけど、他の皆さんは共演シーンが少なくて…。そのわりにはすごく仲良くなれたと思います。岐洲(匠)くんとはライバル役だったので、ライバル感を出したいなと思ったんですけど、仲良くなっちゃって(笑)。撮影は4月~5月だったんですが、川を泳ぐシーンがめっちゃ寒くて。きついのを一緒に乗り越えたので、そこで結構仲良くなりましたね。