<チア☆ダン>土屋太鳳らの“ラストダンス”に視聴者涙「超良かった!でもめっちゃ寂しい!!」
ラストダンスの気迫はノンフィクション!?
大会当日。ここまできたらすべてを出し切って踊るしかない「ROCKETS」の気合いに満ちた表情が並ぶ。
そしてわかばは最後に気付くのだ。「打倒JETSじゃないの。JETSは私たちをここまで連れて来てくれたんやもん。私はありがとうって伝えたい。私たちのダンスで。ここにいる皆に」と、ラストダンスに“感謝”の気持ちを込めることを誓う。
本番直前の舞台袖で「どこまでも高く飛べ!We are ROCKETS!」と円陣を組む20人のメンバーたちはキラキラとした輝きを放っていた。
赤と黒の衣装に身を包んだ「ROCKETS」は、駆け出しのころの青い頼りなさは消え、自信みなぎる笑顔と共に、この先何が待ち受けても乗り越えられそうな力強さを身に付けていた。本番の舞台に立った彼女たちの3分15秒間にわたるチアダンスの高い完成度には、誰もが心を奪われたであろう。
結果は、JETSに勝つことはできず悔しい最後となってしまったが、全国大会で2位にまで上り詰めた彼女たちに会場からは大きな拍手と歓声が上がった。
踊り終わったわかばの「最高に楽しかった!」はきっと、演じる土屋太鳳の心からの声だったに違いない。
スポーツを題材にした青春ドラマの名作は数多くあれど、ダンスというテーマは撮影技術やスタントでごまかせない難しさがある。汗にまみれて涙を流す表情だけを撮影していては形にならない。ダンスドラマにおいては、出演者が撮影当日までにダンスを仕上げてくる気迫と根性がなければ成立しないであろう。
劇中何度も使用されてきたサンボマスターの楽曲「できっこないを やらなくちゃ」のタイトル通り、できっこないと思われることにチーム一丸となってチャレンジした結果が存分に出ていた最終回となった。
視聴者も「ROCKETS」を見つめてきた日々を振り返り、「チアダンめっちゃ良かった!優勝出来なかったのは悔しかったけど、最後のROCKETSキラキラしてた」「毎週バスタオル準備してました」「平成最後の夏がチアダンと共に終わりました」とSNSで寂しい思いを綴っている。
「チア☆ダン」に出演した若き女優たちがその努力を忘れない限り、女優として輝き続けるだろうと予感させる爽やかな作品だった。そして視聴者にも夢を追う素晴らしさを伝えてくれた「チア☆ダン」。きっと、心に何かを残してくれたに違いない。
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