芳根京子、舞台初主演で“苦手意識”も克服へ「新しい私を見せられると思います」
芳根京子「すごくドキドキしています」
出演が決まり、芳根は「すごくドキドキしています。これから本当に始まるんだぁって(笑)。実は、舞台は怖いと勝手に苦手意識を持っていて、怖いから戦う前に逃げたこともあるんですが、マネジャーさんから『怖いは理由にならない』って言われたんです。
一度『幕が上がる』で舞台に出演した際、同世代の方が多くて純粋に楽しかったのですが、今感じているのは“舞台”の楽しさなのかなって疑問に思ったんです。舞台によく立たれている方が悩んでもがいて舞台を創り上げている姿を見ていたので『あ、違うかも…』って感じて。勝手に大きな壁を作ってしまったのかもしれません」と率直な気持ちを明かす。
続けて「そういった経験もあり、以前から先輩方に『舞台を若いうちにやった方がいい』とアドバイスを頂いていたんですが、あまりピンとこなくて…。
でも、皆さんが言うってことは私には見えていない理由があると思いますし、実際に挑戦して自分もその感覚を味わって、今後私も後輩にかっこよく言いたいと思ったんです(笑)。そして、何より純粋に舞台をやってみたいと思いました」と前向きな気持ちものぞかせる。
さらに「一歩踏み出せなかった中で今回のお話を頂いて、しかも4人しか出ないので、舞台と向き合うのにすごくチャンスだなと思います。栗山さんにもご指導いただけるので、舞台を創る楽しさを感じられるのかなと楽しみですし、どうなるか想像がつかないのですが、絶対乗り越えたいです」と意気込む。
作品の印象については「初演は映像で拝見させていただきました。今回の役を志田(未来)さんは今の自分と同じ年齢で演じられていたということで、自分は果たしてあそこまでいけるのか、とても不安です。
でも新しい挑戦だからこそ、とっても大きな壁ですが周りの皆さんに『芳根がんばってんなー』と思われるように、先輩方にアドバイスを頂きながら乗り越えていきたいと思います。
台本を読ませていただいて、自分の役のせりふにチェックをしていたら蛍光ペンが一本なくなるほどせりふが多かったんです(笑)。
でも、それだけセリフを頂けるというのはとても幸せなことなので、一言一句大切にしながら、生のお芝居の楽しさを自分でも感じたいですし、見に来てくれたお客さんにも感じてもらえたらうれしいです」と前を向いた。
作:蓬莱竜太 演出:栗山民也
出演:芳根京子、鈴木杏、田畑智子・キムラ緑子
■公演スケジュール
【東京公演】2019年3月5日(火)~26日(火) 東京・紀伊國屋ホール
【高知公演】2019年4月2日(火)、3日(水) 高知・高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
【北九州公演】2019年4月6日(土)、7日(日) 福岡・北九州芸術劇場 中劇場
【京都公演】2019年4月12日(金)~14日(日) 京都・ロームシアター京都 サウスホール
【豊橋公演】2019年4月20日(土)、21日(日) 愛知・穂の国とよはし芸術劇場 PLAT
【長崎公演】2019年4月25日(木)、26日(金) 長崎・長崎市民会館 文化ホール
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