生の怖さがある
――今回の作品について、台本を読んだ感想を教えてください。
今日も読みましたが、泣いてから来ました(笑)。宅間さんの舞台の世界観が分かっているので、「このせりふはこういうシーンやろうな」とか「暗転前のせりふ、『あぁ…』と思わせられるところだ」とか。本を読みながら画が浮かんでいたので、より感動しました。
――宅間さんはどんな方ですか?
リーダーという印象です。面白くて、“アカレンジャー”みたいな人やなって思いました。
作品には、宅間さんが思う世界があると思うので、それを意識しつつ、私は私の役を宅間さんが思っていることにプラスができたらいいなって思っています。
――鈴木さんが演じるヒデコについても教えてください。
テキ屋のヤンキーです。口が悪くて、情にもろくて、思ったことをすぐに言っちゃう。なので、役作りがいらないんです(笑)。
――舞台は何が起きても止められないという怖さもありますね。
アドリブは大丈夫だと思います、きっと。バラエティーで鍛えられてきたので(笑)。でも、分からない。初めてのことなので、予測はあまりしていないです。とりあえず、一番大事なことは真っ白で飛び込むことだと思っています。
――ライブ感が舞台の魅力でもあります。
私はライブが好きで歌をやっているんですけど、それを考えると生の怖さもありますよね。例えば曲の入りが0.5秒遅いだけでお客さんの盛り上がりが変わったりするんです。逆にクイックにいきすぎて、その日のお客さんとマッチしなかったら、それで反応が悪い時もある。その怖さは知っていますが、そういうのは舞台にもあるんですかね?
――都市によってもお客さんの反応が違うかもしれません。
そうですよね。だから、最初の5分くらいでどんなお客さんなのかをつかんで、調整できるくらいまでに役を仕上げていけてるといいですね。冷静に対応できるように。
<公演日程>
10月5日(金)埼玉・志木市民会館パルシティ<プレビュー公演>
10月8日(月)宮城・電力ホール
10月21日(日)佐賀・鳥栖市民文化会館
10月24日(水)栃木・足利市民プラザ
11月2日(金)~11日(日)東京・サンシャイン劇場
11月15日(木)新潟・りゅーとぴあ・劇場
11月18日(日)広島・はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール
11月23日(金・祝)~24日(土)北海道・道新ホール
11月30日(金)~12月4日(火)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
12月6日(木)~9日(日)愛知・ウィンクあいち
出演=星野真里、宅間孝行/鈴木紗理奈/竹財輝之助、弓削智久、大薮丘
前島亜美、越村友一、柿澤仁誠(Wキャスト)、佐田照(Wキャスト)/モト冬樹、川原亜矢子/永島敏行
作・演出=宅間孝行
公式サイト=http://takufes.jp/aiaigasa/
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