須賀健太、演劇「ハイキュー!!」を通じて「バレーボールへの恩返しがしたい」
「高校3年間分の青春を、もう一度やっている感覚」
3年間やってきた烏野高校排球部はどんなチームだったか。
「役者としての自分たちも原作通りに成長できたと思います。原作で烏合の衆といわれていた烏野が強いチームになったように、僕たちも演劇を積み重ねていくにつれて1つのチームになりました。今一番チームとして団結しています。また、このお仕事自体を、部活のような雰囲気でやってこれたのもよかったです。みんなでワイワイ、朝ご飯も晩ご飯も一緒に食べて、空いている時間も、地方へ回る時も一緒。喧嘩もしたし、練習の苦しさもあって、ちょうど高校3年間分の青春を、もう一度やっている感覚があります。その集大成としても、〝最強の場所(チーム)〞を1つの独立した公演としても面白い作品にしなきゃいけないと思っています。演劇『ハイキュー!!』を通じて、共演者やスタッフのみんな、バレーボール界の第一線で活躍する人たちとの素敵な出会いがあり、もっとバレーボールのことを好きになりました。僕たちの演劇を見てくれた方が、次にスポーツとしてのバレーボールにも興味が湧いて試合を見に行ってくれる。それが僕の理想であり、バレーボールにできる恩返しなのかなと思っています」