岡田准一、山崎豊子の傑作「白い巨塔」で医師役に初挑戦!『財前五郎を味わい尽くす』
巨匠・鶴橋康夫が圧倒的なスケールで物語を紡ぐ
また、テレビ朝日が5夜連続のドラマスペシャルを制作・放送するのは、開局45周年スペシャルドラマ「弟」以来、15年ぶりとなる。
監督を務めるのは、数々の名作ドラマを手掛け、近年は映画界でも活躍し、紫綬褒章、旭日小綬章を受賞した巨匠・鶴橋康夫。
脚本には、日本アカデミー賞を受賞した羽原大介らを迎え、開局60周年にふさわしい布陣で挑む今作では、物語の設定を2019年に置きかえ、現代の最新医療ならではの今までにない新たな「白い巨塔」が描かれる。
財前五郎役・岡田准一コメント
山崎豊子さんの作品というのはどれも人間模様が深く描かれたものばかりですし、中でも「白い巨塔」は誰もが知る名作。
人間の欲望や思惑、生きざまがドラマチックに表現されています。
財前五郎という人物は現代にはなかなかいないキャラクター。何かにおもんぱかっていないと生きづらい世の中にあって、財前は絶対の自信と揺るがない信念を持ち続け、野心を抱きながらギラギラとエネルギッシュに生きています。
医師として、この“白い巨塔”を登っていこうとあがき、もがく男なのだと思います。「やるからには財前五郎を味わい尽くそう」という気持ちで、監督を信じてついていきたいです。
撮影は始まったばかりですが、現場はとても楽しいです。難しいシーンばかりでどのシーンも気が抜けないのですが、他の出演者の方々もどんな芝居をするのか模索されたり、楽しみながら撮影に臨んでいらっしゃるのを感じています。
また、今回“医師役”にも初めて挑戦していますが、今作は設定を現代に置き換えているので、医療技術なども現代風にアレンジされています。
医学の進歩に伴って、今の時代だからこそできる「白い巨塔」になっていると思いますので、そういった部分にもご期待ください。
「白い巨塔」という作品を制作することも、僕が財前五郎という人物を演じることも、“今やること”に何らかの意味や意義があると思います。
それを探し、見つけながら、監督はじめ、みんなでエネルギーをぶつけて「白い巨塔」と戦っていますので、ぜひ出来上がりを期待してお待ち下さい!
山崎豊子「白い巨塔」
2019年、テレビ朝日系で放送
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