佐藤健「愛がなくなってしまったら、僕自身がなくなってしまうのと同じことだと思います(笑)」

大友啓史監督が演出を手掛けた「龍馬伝」(2010年NHK総合)で、非業の最後を遂げる岡田以蔵を演じて注目を浴び、その後、大友監督作品の映画「るろうに剣心」(2012年ほか)シリーズで主演を務めた佐藤健。その大友監督との再タッグに、佐藤は「『億男』のような題材でやるのは意外だったけど、大友監督との仕事は楽しみでした」と語る。
佐藤健「このお話をいただいたときに、まず一男のキャラクターをどこに定めるのかを考えないといけないなと思いました。その部分は大友監督とずいぶん話し合いました」
佐藤が演じる一男は、兄が3000万円の借金を残して失踪し、それを肩代わりするために昼は図書館司書、夜はパン工場で働いている。そのために家族との関係もうまくいかず、人生のドン底状態にいる男だ。しかし、そんな彼が宝くじで3億円を当てたところから物語が始まる。
佐藤「この映画では一男の大学時代も描かれますが、彼は借金を背負ってから大切な何かを失ってしまった。その違いがにじみ出ればいいなと思いながら演じていました」
その一男を演じるために、佐藤は役作りとして寝ないで現場に行くこともあったとか。
佐藤「九十九プロデュースのパーティで大騒ぎして、翌朝目覚めたら九十九と3億円が消えていた、というシーンの撮影は、朝まで飲みに行って、そのまま現場に向かいました。あと、借金を返すために働き過ぎて、奥さんに対してイラだってしまうシーンも寝ないまま現場に行っていました。これは『バクマン。』(2015年)のときもやっていて、寝ないで漫画を描いたりするシーンのときは、同じ状況を作ろうと寝ないで現場に行っていました」
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