舞台「暁のヨナ―」稽古写真も公開!生駒里奈&矢部昌暉(DISH//)「今回の稽古で久々に泣きました」(生駒)
今回の稽古で久々に泣きました(生駒)
――稽古の方もずいぶん進んできたかと思いますが、現時点での手応えはいかがですか?
生駒:めっちゃ難しい…です。ちょうど今(取材は10月下旬)、分からなくなっちゃってて。家でも気を抜くと涙が出てきたりして。
――そんなに!? 涙の理由は何ですか?
生駒:いや、何か分からないです。台詞の言い方もそうだし、ヨナの気持ちとか、ヨナ像っていうのが分かんなくなっちゃって……。稽古中も、考えないでって言われると考えちゃうし、そのままでいいよって言われると分からないし。何が分からないのかも分からなくて。何か……カラオケ行きたい(笑)。過去最高に悩んでます。
矢部:それは僕も同じです。僕も、(稽古を)やればやるほど、普段の矢部昌暉とハクは似てるところがないなって思うようになって…。だから、ハクを演じるのがすごく難しく感じてます。
生駒:2人とも悩んでる(笑)。
――生駒さんはヨナと自分自身に共通点を感じていますか?
生駒:それはあると思います。(ヨナは)城の中しか知らないとか、そこから旅に出て成長してくっていうのは、今の私そのものだなって。でも、それを出そうとすると出てこなくて。何で出てこないんだろうなぁと思って、日々苦悩してます。
――稽古の合間とかに2人で作品について話したりすることはあるんですか?
矢部:休憩中はお互い台本を見つめて、考えてって感じですね(笑)。でも、1回稽古が終わった後、いろいろ話したりはしましたよね?
生駒:そうだね。そのとき「これを乗り越えたら強くなれるよ」って、昌暉くんが言ってきて(笑)。でも、そう聞いて、本当そうだよなぁって思いました。
――同じ困難に立ち向かう同志のような(笑)。
矢部:いや、本当、同じ困難って思う(笑)。だから、一緒に乗り越えよう!って感じです。
――他のキャストやスタッフの方とも積極的にコミュニケーションを?
矢部:そうですね。演出家の方にはビシビシしごいていただいてます(笑)。
生駒:お互いビシビシされて泣く、っていう。…あ、言っちゃダメだった!?
――泣くほど!?
生駒:泣きますね。
矢部:僕も久々に、悔しくて泣きましたね。
生駒:私も久々。自分に対しての苛立ちがすごくて、すっごい泣きました(苦笑)。
――今は寝ても覚めてもこの舞台のことが頭から離れない感じなんですね。
矢部:常に考えていますね。ただ同時期にDISH//の活動があるときは、自然と気持ちもシフトチェンジするので、メリハリができているような気がします。やっぱり、僕はその場でお客さんの反応が返ってくる舞台やライブが好きなんです。この間もそんなことを考えながらDIH//のリハーサルをしていたら、めちゃくちゃ楽しくて、プロデューサーの方にも「何かいいことあったの?」って言われたくらい(笑)。
生駒:そんなに!?(笑)
矢部:そう。だから、自分の中で良い意味で殻を破れたのかなぁ。今は気持ちを切り替えて新しく進んでる感じです。
――生駒さんにはそういう場は……?
生駒:ないですねぇ。だから昨日もぬいぐるみを…小さなころから持ってる大好きなぬいぐるみがあるんですけど、それにずっと当たってて(笑)。
――え?
生駒:いや、もう、当たるところがそこしかなくて(笑)。ごめん! 許して!って思いながら(笑)。
――それはカラオケにも行きたくなりますね(笑)。
生駒:(カラオケに)行きたいなんて、今まで思ったことなかったんですけどね。それが今、すごく叫びたい気分です(笑)。
――矢部さん物に当たることってありますか?
矢部:そういうときはギター弾いちゃいますね。…って言うとかっこいいな(笑)。
生駒:本当かっこいい! そんなふうに言えるのがあるなんてうらやましいなぁ(笑)。
やべ・まさき=1998年1月9日生まれ、東京都出身。DISH//のメンバーとしても活躍。12月27日(木)に東京・新木場STUDIO COASTにて「DISH// presents『忘年会だよ!全員集合!!!2018』」を開催
「暁のヨナ~緋色の宿命編~」
~11月25日(日) 東京・EXシアター六本木
原作=草凪みずほ
演出=大関真
出演=生駒里奈、矢部昌暉(DISH//)
山本一慶、西川俊介、奥谷知弘、木津つばさ、
樋口裕太、釣本南、築山万有美、久ヶ沢徹
陳内将
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