――平成最後にして平成仮面ライダー20作品記念となる本作ですが、まずは作品に参加されてみての感想をお聞かせください。
犬飼:「ビルド」はこれまでテレビシリーズ、夏映画、またテレビシリーズと撮影があって、そして今作の撮影に入りました。ですので、最終回は迎えましたがこれまでの流れの延長線上というか、いい意味でそのまま現場に入れました。
“先輩ライダー”としての意識は全くなかったですね。先輩と言っても「ビルド」と「ジオウ」はあくまで作品が違いますし、仮面ライダーという共通点はあれど話そのものが違うので。
奥野くんに対しても現場で先輩どうこうという感じはまるでなく、映画として一つの作品を一緒に作る共演者として見ていました。
奥野:僕にとっては初めての映画かつ初主演作なので、撮影を通じて自分の中で一つステップアップできた作品になったと思います。
夏映画の「仮面ライダービルド Be The One」には変身後のアフレコのみで参加しましたが、その時と比べるとソウゴのチャラチャラした感じが消えたかなと思います(笑)。
あの時は“明るく楽しそうに”という演技指導の下でアフレコをしたのですが、映像を見た周りの方からはよくそんなふうに言われていましたね。でも今ではソウゴを演じ続けてきたことで、キャラクターも定まってきました。
――ネタバレのない範囲で、映画本編内の注目ポイントを教えてください。
犬飼:複雑な時間軸でストーリーが描かれていくので、何回も見ていただいて新たな発見を探すなど、そんな楽しみ方もできる作品です。その点は「ビルド」の過去作とは少し違う、「ジオウ」らしい作りになっています。
奥野:「ジオウ」のメンバーの見どころとしては、記憶をなくしたソウゴやツクヨミ、ゲイツが登場するところです。テレビシリーズとは違うみんなの様子がコメディーチックに描かれているところは、より楽しんでもらえると思います。
また、犬飼さんがおっしゃったようにストーリーがとても凝った作りになっているのも魅力です。
本作には僕たちが仮面ライダーという作品を通して伝えたいメッセージが特に強く込められているので、この映画で皆さんに伝わればいいなと思います。
12月22日(土)よりロードショー
【HP】http://www.movie-taisen.com/
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