<紅白リハ>嵐、“平成最後の大トリ”へ込める2つの思い【コメントほぼ全文】
「未来に向かうパワーが伝わるステージになれば」
――平成最後の紅白で大トリです。「平成最後」の思いというのはどうですか?
松本:僕らが取材させていただいた所もそうですが、平成は本当にたくさんの災害がありましたし、今なお頑張っていらっしゃる方たちもたくさんいると思います。
だから、その皆さんに向けたメッセージもそうですし、皆さんの今の気持ちというのを少しでも自分たちを通して知ってもらえたら。
そして、曲もNHKさんに選んでいただいたので、未来に向かうパワーが伝わるステージになったらいいなと思っています。
二宮:平成30年ということで、平成最後なんですけど、僕らは10回目(の出場)です。平成の時代の3分の1、この紅白というものに触っていますけど、もっと長い時間、触っていた先輩方もいらっしゃいます。
その中で大トリを務めさせていただくのですが、僕らにできることは長く関わってきた時間というよりも“濃さ”で勝負していくしかないんです。
それがちゃんと伝わればいいなと思っていますし、やっぱり歌合戦なので白組が勝って翔さんに優勝旗を持って平成最後を締めくくってもらいたいなと思っています。
大野:僕らはほぼ平成で育っていますから、一生忘れないだろうなと思いますね。その中で歌わせていただけるのは貴重なことですし、何か届けられたらといいなと思います。
やっぱりその…勝ちたいです。で、優勝旗を…(「持ちたい」と言いたげな表情)
二宮:(しばらく様子を見て)…いいえ、ダメです。翔さんに持たせてください。
大野:(櫻井が持ったものを)受け取ろうかな、どうしようかな、っていうところです(笑)。
相葉:それは全力で止めます(笑)。僕も、ほとんど平成の記憶しかないくらい、自分の全ては平成かなというふうに思っています。
災害があったところは飯舘村だけじゃないですが、直前に行かせてもらった飯舘村で会った人たちの思いというのも感じながら歌わせていただこうと思っています。
櫻井:飯舘村で取材させていただいたうどん屋さんのおかみさんが「明日の積み重ねでしか未来はない」とおっしゃっていたのが印象的でした。
われわれが今回の紅白で歌う曲が決まった後のことだったんですけど、パフォーマンスする曲も「明日」がキーワードになっているので、みんなも言いましたけど、大変な思いをされている皆さまに「明日に向かう」エールを送ることができればと思っています。