南野陽子がおびえる“怪奇現象”の謎に「相棒」が挑む
第12話「怖い家」あらすじ
特命係の右京(水谷)と亘(反町)は、中園参事官(小野了)から折り入って相談したいことがあると持ち掛けられる。聞けば、中園の妻の友人である宮川厚子(南野)という女性が、引っ越し先で次々と怪奇現象が起き、悩んでいるという。
興味を抱いた右京は、早速宮川家へ。厚子によると、その家は夫・柊一(三上市朗)の両親が建てたもので、築40年ほど。
義父母が亡くなり、空き家にしておくのも物騒なため、柊一と厚子がマンションを引き払って2カ月前に越してきたという。
しばらくは何事もなかったが、このところ、義母のタンスの引き出しが開いていたり、誰かが階段を上る音が聞こえたり、義母が習っていた三味線が夜中に聞こえてきたりと、おかしなことが続いていると話す。
極めつけは、白髪が何本もからみついた、歯の折れた櫛が鏡台に置かれていたこと。右京たちは証拠品として櫛を回収するが、なぜか付着していた白髪は1本だけ。宮川家も、ごくごく普通の木造住宅という印象しかなかった。
調べたところ、厚子は以前住んでいたマンションでも幽霊を目撃したと言ってトラブルを起こしていたことが発生。その騒ぎで嫌気がさしたのか、息子の俊介(辻大樹)も家を出て独り暮らしをしていることが分かる。
だがその矢先、厚子に改築を勧めていた近所の主婦・工藤幾代(竹内都子)が死体となって発見され、厚子は義母の幽霊が殺したのだと言い出す。
犯人は本当に幽霊なのか…!? 心霊現象に深い興味を持つ、右京の推理は…。