AKB48 Team TP・阿部マリア「何を思ったか1万円しか持っていかなかった」と移籍時の苦労話を告白
――スタジオでロケのVTRを見ていた大場さんは「すっかり現地の人みたい」と話していましたが、2017年9月にAKB48 Team TPへの移籍を発表、2018年の夏にお披露目があって、今活動している中での手ごたえやモチベーションをどんなところに感じていますか?
本で勉強した言葉が自分たちの歌詞や、番組に出たときに誰かが話している中で聞こえると、とてもうれしくなって、もっと勉強したくなります。最近は「私が言葉さえできれば何でもできるんだから!」と思うことが本当に多いので、さらに言葉の勉強に一生懸命です。
私はAKB48が「RIVER」を出したくらいの時期にAKB48に入って、いろんな素晴らしい経験をさせてもらってきました。Team TPのメンバーたちみんな本当に一生懸命でかわいいので、「この子たちにもあのすばらしい国民的アイドルの景色を見せてあげたい!」なんて気持ちもあったりして、移籍してからはみんなのためにと思ってお仕事をすることも多くなりました。
――海外での活動ということで、苦労したこともあったと思いますが、特に頑張ったことは何になりますでしょうか?
やっぱり言葉ですね。私は最初、塾のようなところで言葉の勉強をしていたのですが、そこの先生は誰も日本語ができなかったんです。なので、英語を使って中国語を勉強しました。英語が特別できるってわけでもないので、本当に大変で毎日頭を抱えていました。
しかも、私、移住するのに何を思ったのか旅行気分で1万円しか持っていかなかったんです! なので、ぜいたくできるお金がなくて、毎日タピオカミルクティー1杯だけ。そして勉強、何回も「無理だ!」って諦めそうでした。
――最後に、個人として、グループとして、今後の目標を教えてください。
個人としては、台湾で一番愛されている日本人になりたいです! あと、これは日本人とか関係なく、台湾でCM契約ランキング1位の芸能人になるのが目標です。
グループとしては、台湾を代表するアイドルになること、そして、台北アリーナで単独コンサートをすることが目標です!