盲目の若妻役・凰稀かなめの迫真の演技に加藤和樹「本当に見えてないんです。こっちが心配になるくらい」
「見えてないから本当にぶつかっていっちゃう」
また、暗闇の中での芝居について加藤は、「暗闇になると耳がすごく鋭敏になるんですよね、なので音一つ一つ、足音や呼吸などをより繊細に意識していかなきゃいけないなと気づきました。思った以上に繊細なことをやっているんだなと」と語った。
一方、元宝塚トップスターで盲目の役を演じる凰稀は「本当に動き回ってるんですよ、真っ暗闇の中で。でも私はずっと目が見えない役なので、暗闇の方が実は楽なんです(笑)。逆に今ライトが当たってる方が見えないと言うか…かすんで見えるんですよね」と役に入り込んでいるようだ。
さらに、「あまり明るくなったり暗くなるっていうのがよく分からなくて…本当に見えてないから本当にぶつかっていっちゃうので」と明かす凰稀に、加藤からは「本当に見えてないんです。こっちが心配になるくらいですよ」と心配の声が。
また、スージーの夫・サムを演じる松田からは「はける時もずっと見えない芝居でそのままはけていきますしね」と凰稀の女優魂が際立つ話が明かされ、少し照れ気味の凰稀は「今も見えてないです(笑)」とおちゃめに返していた。
そして最後に、加藤から「『暗くなるまで待って』というタイトルなので暗闇での対決も見どころですけど、それぞれの生きてきた過程だったりとか、一人一人の人間性というものを感じていただけたら。とにかく、大きなけがをしないように頑張りたいと思います」と見どころと意気込みが語られた。
出演=加藤和樹、凰稀かなめ/高橋光臣、猪塚健太、松田悟志ほか
演出=深作健太
【東京公演】
1月25日(金)~2月3日(日) 東京・サンシャイン劇場
【兵庫公演】
2月8日(金)~2月10日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【名古屋公演】
2月16日(土)・2月17日(日) 愛知・ウインクあいち
【福岡公演】
2月23日(土) 福岡市民会館 大ホール
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