中島健人、血まみれシャツに鬼気迫る表情で疾走!「初めての感覚。ひりひりした」
寒空の中でクランクイン
中島が初日に撮影したのは、ドラマの冒頭に出てくる和賀が人を殺した直後のシーン。
2018年ハロウィーン当日、和賀が渋谷で血まみれのシャツに黒いマント姿で、仮装を楽しむ人たちであふれる街を駆け抜けるという場面だ。
この場面について、中島は「“ただ走っているシーン”なのでは、と思うかもしれませんが、今日こそが大事なんです。和賀英良が一番自分の体に入り込む瞬間を捉えるのは、初日にしかできない、と思っているので」と独特の言い回しで明かす。
そんなスリリングなシーンの撮影は、寒空の中、車両通行止めにしたとある街の一角を使って行われた。
仮装した多くのキャストがスタンバイする現場に入った中島は、スタッフに拍手で迎えられ、笑みを浮かべながら「よろしくお願いいたします」と丁寧にあいさつ。しかし、次の瞬間に表情は一変し、“和賀英良モード”に。
一見、ハロウィーンの仮装軍団にまみれているように見えるマント姿の男だが、その逃げ方や表情には鬼気迫るものがあり、せりふこそないが中島の作品へ向けられた熱い思いが、現場に良い緊張感をもたらす。
今回、走るシーンはさまざまな角度で撮影されたが、中島は「カット」がかかるたびに丁寧にモニターチェック。
これは他の撮影現場でも度々見られる光景だが、中島は「ファーストカットが、初めて自分の中に和賀の魂が宿った瞬間なので、チェックしなくてはいけないと思っています」と明かし、「僕は関わる作品については、チェックはマストだと思っていますが、和賀という役は繊細なので、細かくどういう表情していくべきか監督と話しながら毎回、丁寧に確認していきたいと思います」と役者としての“矜持”を感じるコメントを。
さらに、「監督は“『砂の器』は耽美(たんび)で繊細な側面を兼ね備えた作品だ”とおっしゃっていたので、すべてにおいて繊細に取り組んでいきたいと思います。
一分一秒でも逃したらいけない感覚がこの作品にはちりばめられているので、どの表情も見逃してはならないという気持ちで和賀を演じていきたいな、と」と意気込み、続けて「『砂の器』ファンの方にも、新しい和賀を楽しんでいただけるように尽くしたいと思います」とアピールした。
3月28日(木)夜7:57-10:54
フジテレビ系にて放送
【公式HP】https://www.fujitv.co.jp/sunano_utsuwa/
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