沢村一樹、アガサ・クリスティ作品で“恋の予感”! 「すんなり恋に落ちることができました」
沢村一樹(相国寺竜也役)コメント
まさかこの相国寺というキャラクターで3つ目のアガサ・クリスティをやらせていただけるとは思ってもいなかったので、今回の「予告殺人」のお話を頂いたときはうれしかったですし、とても光栄に思っています。
アガサ・クリスティには本当にいろいろな作品があって、作品によってスケールも違えば、場所も違い、そして登場人物たちのキャラクターも違う。
この「予告殺人」はその中でも、視聴者の皆さんが身近に感じながらご覧になれる作品なのではないかと思います。
大地真央さんとは2017年の「そして誰もいなくなった」の時にご一緒させていただいたのですが、あの時僕は事件現場にいない役だったので、顔を合わせてお芝居させていただくのは今回が初めてなんです。
「そして誰もいなくなった」の時に一度お食事会がありまして、その時にお会いした大地さんはとてもおちゃめな方。
いらっしゃるだけで場が華やかになる雰囲気を持った方だという印象でした。現場でもそのままの華やかな方で、とても楽しく撮影させていただきました!
大地さんの持っている、どこか浮世離れした雰囲気ってアガサ・クリスティの作品にとてもマッチしていると思うんです。
今回、大地さんが演じられているレーリィという女性もちょっとおちゃめでかわいらしくて、だけど奥にはまた別の厳かな顔を持っていて…。今となっては大地さん以外には考えられない役どころだと思います。
また今作では相国寺が「恋をする」という、これまでにない展開も待っています。相国寺はこのキャラクターですから、恋をしたらどんなふうになるんだろうと考えたのですが、現場に入り、相手の女優さんにお会いしたら、意外とすんなり恋に落ちることができました。
相国寺はどんな人にどんな恋心を抱くのか、そちらにもぜひ注目していただきたいです!
リラックスしながら、2時間どっぷりとアガサ・クリスティの世界に浸ってみてください。
大地真央(黒岩怜里役)コメント
アガサ・クリスティの作品をやらせていただくのは、「そして誰もいなくなった」に続いて2作目なのですが、この独特の世界観は毎回ワクワクドキドキします。
こんなにも「早く先が知りたい!」「続きが見たい!」と思える作品というのはなかなかないと思いますので、そういったところが長年愛されているアガサ・クリスティたるゆえんなのではないでしょうか。
私が演じるレーリィはある意味ずっと何かを”演じながら”生きている、少し切なさを感じさせる女性。だけど親友のドラに対しては愛情深く接し、周りの人々にも愛のある人だと思います。
彼女が抱えた運命、そう生きざるを得なかったレーリィの悲しさを皆さんにも受け止めていただけたらと思います。
沢村一樹さんとは「そして誰もいなくなった」ではまったく絡みのシーンがなかったので、今回の共演は楽しみでした。
すごく周りに気を使われる方ですし、あの笑顔で現場を盛り上げてくださる、細やかな方。相国寺というキャラクターも面白いですよね(笑)。あのカチッとした相国寺の雰囲気に釣られないようにしよう、と心掛けながらお芝居をしました。
そして今回の現場ではとても大きな出会いが。生後2カ月のメインクーンの子ネコなのですが、本当にかわいくて、かわいくて…。彼女に出会えただけでも、この作品に参加して良かった!(笑)
アガサ・クリスティの作品は、結末が分かっていても、ストーリーがどのように展開していくのか、それがとても気になるお話ばかりだと思います。
最後まで、どんなふうに進んでいくのか、推理をしながら楽しんでいただけたらうれしいです。
2019年春、テレビ朝日系にて放送
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