“アイドル×アニメ”インタビュー!吉田早希「お前に何ができる」と言われた不遇の10年

2019/03/05 07:00 配信

アニメ

ガチゲーマーと知られる吉田早希。アニオタの入口として出てきたのは、ガイナックスの名作OVA「トップをねらえ!」だった

ガチゲーマーと知られる吉田早希。アニオタの入口として出てきたのは、ガイナックスの名作OVA「トップをねらえ!」だった

えなこ、乾曜子に続く“アイドル×アニメ”インタビューは、“名峰・吉田山”の愛称で呼ばれるHカップのグラビアアイドル・吉田早希が登場。

吉田のプロデュースは今、えなこと同じく乾曜子が務めている。数々のゲーム番組、イベントに出演し、コスプレの披露とガチゲーマーぶりを発揮している吉田は、アニメの方も立派なオタ道を進んできた。

事務所に「お前に何ができる」と言われた不遇時代を振り返りながら、今期推しアニメなどを聞いた。

「トップをねらえ!」でアニメオタクへの道へ

――ゲーム方面での活躍は多いですが、アニメに関してはあまりアピールをされていませんね?

サブカルチャーが好きなんですが、アニメはゲーム、漫画と比べて自分の知識量が足りてないという自覚があって、話す機会は少ないですね。今日、どれだけ語れるかちょっと不安です。

――アニメに対してはどういう環境で育ちましたか? 

兄2人がいるんですが、どっちもオタクでした(笑)。長男が10歳違いで、次男が8歳違い。だから、私が小さい頃からアニメ誌や声優雑誌が普通に家に置いてあって、テレビでは毎日当たり前のようにアニメが流れてました。

――英才教育じゃないですか。

今考えると、ですね(笑)。そのおかげで90年代風の塗りには「萌え!」ってなるし、無駄に大きなイヤリングを見ると血がたぎる。鼻の上のあたりにハイライトがあるキャラは良いですね。でも、子供の頃は兄が見ているから見る、みたいな感じで、自発的に見るようになったのはわりと遅いんですよ。

17歳の時に「トップをねらえ!」(OVA、1998年)を見つけて、アニメに前のめりになったのもそれからです。作品のことをもっと知りたいという欲求に駆られ、DAICON FILM(ダイコンフィルム)について学んだり、岡田斗司夫さんの「遺言」という著書を読んだり。女子大であった岡田さんの特別講義にも参加してました。

「遺言」にはアニメをどうやって作るのか、「トップをねらえ!」がどうやって出来上がったのかなどの裏話が事細かに書いてあって、すごく面白い内容なんですよ。他には宇野常寛さん、東浩紀さんの著者とか。「思想地図β」も面白い本ですね。ぜひ読んでもらいたいです。

吉田のアニメへのアプローチは、見て楽しむではなく、学問のように楽しむこと。DAICON FILM(ダイコンフィルム)まで出てくるとは思わなかった

吉田のアニメへのアプローチは、見て楽しむではなく、学問のように楽しむこと。DAICON FILM(ダイコンフィルム)まで出てくるとは思わなかった

――一般的に連想されるアニオタとは違う流れを通ってきてますね。

そうなんですよ。だから、自分のアニメ好きを他の人と共有できないというのがありましたね。流行りの作品を履修できていないので、自分の言葉には説得力が足りないと思ってます。

――アンケートでお答えいただいた「好きな作品:『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(OVA、1987年)、GAINAX系」というのは、「トップをねらえ!」が入口だからですか?

それもありますが、私、落ち着いて見るのが苦手で、話数たくさんのものを連続して見ていると何だかソワソワしてきちゃうんですよ。でも「トップをねらえ!」は6話完結で、その中にエンタメが詰まっているから飽きることなく見られたんですよね。それまで見ていたテレビアニメも好きでしたけど、好きの感覚が全然違っていて、「トップをねらえ!」と出会えなかったら、今、ここまでアニメは見ていなかったと思います。

――90年代時のOVAは制作資金と制作時間が確保され、手描きで質の良い作品を送り出していました。

作画はダンチですね。「オネアミス」は本当にすごい作品だと思いました。ロケット打ち上げのシーンがすごく繊細に、噴射の時、張り付いていた氷が割れていく様が細かく描かれていて。「オネアミス」には庵野秀明さんも参加されていたんですよね。

それと、「オネアミス」は見る年齢によって感じることが違う作品ですね。18歳の時に見た感想と、21歳の時に見た感想だと、理解を含めて全然違ってくるんです。その時の自分の状況、社会事情にも感想って左右されるじゃないですか。「この時の私はこう見るんだ」という、そういう自分を観察するのも楽しいです。

面白いより、どうして面白いか (2/3)

■吉田早希公式Twitter
【Twitter】@yoshida_saki

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