「刑事ゼロ」最終話あらすじ
3件の猟奇殺人で世間を震撼させた能見冬馬(高橋光臣)と同じく、タロットカードの図柄を再現する手口で2件の殺人に走ったネットニュース記者・外山直澄(粟島瑞丸)が、自殺する。時矢らが家宅捜索を行ったところ、外山は「これまでの5件の殺人は全て自分一人の犯行で、能見に罪を着せた」とする遺書を自宅のパソコンに残していたことが発覚する。
もし遺書の内容通り、5件の猟奇殺人が外山の単独犯行だとすれば、時矢が逮捕した能見は無実ということになってしまう。
そんな13係に追い打ちをかけるように、外山の遺書がネットニュースにさらされる。
その直前、13係長の根本留夫(渡辺いっけい)が記者会見で遺書の存在を否定していたため、京都府警には非難が集中。能見は処分保留で釈放されることになってしまう。
時矢は記憶を失う直前、能見が自分に告げた言葉を思い出せば、彼が何をしようとしているか分かるはずだと考えるが、なかなか記憶はよみがえらず、焦るばかり。そんな中、能見を勾留していた留置場の看守・草葉友喜(今野浩喜)からの連絡をきっかけに、時矢は能見が6件目の殺人を予告していることを察知する。