<広瀬すず>「涙が止まらなかった」“朝ドラ”ヒロインへの思い語る
気になる「なつぞら」のあらすじは…?
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)はひとり、養父の柴田剛男(たけお=藤木直人)に連れられ、北海道・十勝にやって来た。養女として、なつを引き取った酪農家族・柴田家は北陸からの開拓移民。剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。
剛男の父・泰樹(たいじゅ=草刈正雄)は、なつのことを働き手にもならない、厄介者と言いながらも内心、不憫ふびんに思っていた。しかし子どもながらに、ここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。
こうした頑張りに心を動かされた泰樹は、孤児だからといって甘やかしたりせず、生きるすべをとことんたたき込んでいく。なつもまた、天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく。
小学校に通い始めたなつは、すてきな馬の絵を描く少年・山田天陽(てんよう=吉沢亮)と出会う。天陽から当時、アメリカでブームになっていた漫画映画(アニメ映画)の魅力を教えられ、なつは“絵が動く”こんな夢のような世界があるのかと感動する。
やがて高校生になり、なつも自分の将来について考えるようになる。天陽の影響で、絵を描く仕事に興味を抱くようになっていたなつ。だが泰樹はなつが、一人息子と結婚して、牧場を継ぐことを望んでいた。
そんな折、生き別れていた兄が、東京で元気に働いていると知らされる。なつに旅立ちの日が近づいていた…。
広瀬すず プロフィール
1998(平成10)年6月19日生まれ。静岡県出身。2012年「ミスセブンティーン2012」に選ばれ、モデルとして芸能界デビュー。
2013年「幽かな彼女」で女優デビュー、2015年「学校のカイダン」で連続ドラマ初主演。「海街diary」での演技が評価され、数多くの映画賞で新人賞受賞。
2016年には、「ちはやふる」「怒り」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞をダブル受賞、エランドール賞新人賞受賞。NHKでは2013年ドラマ10「激流~私を憶えていますか?~」に出演。