天海「最初から生意気だった(笑)」
――シリーズを通して、ご自身が演じているキャラクターに変化はありましたか?
天海:真壁有希子は、あまり変わっていないような気がするんです。でも、梶山はいろいろ大変じゃないですか?
田中:離婚ですかね(笑)。
天海:そう、離婚。梶山はクールな印象でしたけど、パート2、パート3と続いて、以前よりはちょっとくだけてきましたね。
田中:確かに、ちょっとくだけている部分を脚本にも書いてもらっていますね。そういうところはすごく楽しいです。真壁はブレないよね。
天海:そうなんです。最初からすごく生意気だったから(笑)、そのままですね。
――それが“キントリ”らしさでもあるのでしょうか。
天海:皆さんが許してくれるんです。だって、でんでんさんに「じじい」とか言ってますから(笑)。
――どこまでが台本通りで、どこからがアドリブなのか推理しながら見るのも楽しいですよね。
田中:アドリブはないですよね?
天海:あまりないかも。
田中:うん、ほぼほぼないですね。
天海:とは言いつつも、私はちょびちょび入れています(笑)。それを却下されないので、そのままやらせてもらっていますね。
――そういう時は、「あ、来たな」という感じですか?
田中:いや、どこを変えているのかが分からない(笑)。
天海:ちょっと!(笑)