UVERworldが初の東京ドーム公演で宣言!「いつか日本中の誰もが愛してくれる曲を作りたい」
11月27日、5人組ロックバンドのUVERworldが、自身初となる東京ドームワンマンライブ「UVERworld LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME」を行い、集まった約4万2000人のファンと共に熱い空間をつくり上げた。
オープニング映像のラストに「俺たちがNo.1」という一文が映し出され、この日のために書き下ろした新曲「NO.1」とともにメンバーが登場。序盤から揺れを感じるほどの盛り上がりとなり、ボーカルのTAKUYA∞は「きょうほど自分の視力の良さに感謝したことはない。よく見えるぞ!」と集まった約4万2000人を笑顔で見渡していた。ほか、最初の歌い出しに悲鳴のような歓声が起きたデビュー曲「D-tecnoLife」、バンド初のオリコン週間ランキング1位を獲得した「儚くも永久のカナシ」や、アコースティックバージョンで聴かせた「君の好きなうた」、ライブでは初めて生のストリングスと共演した「YURA YURA」など、全25曲を演奏。途中にはドラムの真太郎によるトークコーナーもあり、滋賀県の実家から送ってもらったというデビュー前の秘蔵写真を披露して会場の空気を和ませていた。
ライブの終盤のMCでTAKUYA∞は「おれは20歳を過ぎてから歌を始めた。今、20歳とかで何がやりたいか分からないっていう人がいると思うけど、そんなの全然遅くない。それはおれだから言える。メジャーデビューしてから、おれは大失敗をして。それでバンドが活動できなくなったこともあった。そんなおれだから言えることを言いたい。失敗しても、もう一回やり直せばいい」と、自身の経験を通して感じたリアルな思いをストレートに告白。そして最後には「まだまだおれたちも夢の途中。一言だけ言わせてくれ、口に出さないと、なんにもかなわないぞ! 口にも出せない夢は何もかなわないぞ。おれはいつか、日本中の誰もが愛してくれる曲を作ってやる!」と力強く宣言。TAKUYA∞が発する熱いメッセージに客席が大歓声と拍手で応える光景は何度も見られ、東京ドームという広い空間ながらも、ステージの5人とファンとの距離が近くに感じられるライブだった。
終演後、初の東京ドームライブを終えたメンバーは、「いやぁ、ライブ中何度も込みあげそうになって、あえて怒り顔で演奏してました」(ベース・信人)、「やる前は“最初で最後”でいいやと思ったけど、“1回目の東京ドームライブ”でありたいと思った。人生で2回、3回とやれたらうれしい」(ギター・彰)とそれぞれコメントした。
このライブの模様は、2011年1月6日(木)にWOWOWで放送されることが決定。さらにこの日、12月にライブハウスツアーと12月25日(土)に東京・日本武道館公演を行うことも発表された。ライブの詳細は公式サイトにて。
発売中
【初回生産限定盤】(DVD付き)1529円
【通常盤】(CD)1223円
ソニー・ミュージック レコーズ
「UVERworld LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME」
2011年1月6日(木)夜8:00~ WOWOWにて放送
UVERworld公式ホームページ
www.uverworld.com