2PM・ジュノと共演の玄理「互いに発音を教え合いました」。映画撮影秘話明かす
――これまでもアメリカやイギリス、フランスといった、さまざまな国の作品に出演されていますが、国によって現場って異なるものですか?
違いますね。特に大きいのは、撮影時間の尺がきっちりと決まっていること。あとワンシーン残っていても、終了時間がきたらカメラマンはカメラを置いちゃいますから(笑)。ハッキリしていて驚きますが、それもいいのかな~って。そしてお弁当はあまりないかも。基本、ケータリングです。
――日本語、英語、韓国語を話せるとのことですが、映画などを見ていて気になる点とかありますか?
やはり字幕は見ちゃいますよね。でも最近面白いなと思っているのが、Netflixなどの配信。オリジナルドラマもたくさん作られていて、それらが全世界同時公開されるなんて本当にすごいです。国境がなくなったなと思いますね。そしてその時代にあった話題をテーマにしているのも素晴らしい。最近だとLGBTだけでなく、幅広い体型の人が登場するサイズフリーの作品も作られてきて。
――言葉といえば、玄理さんは世界のカルチャーを伝えるラジオ(J-WAVE「ADROSS THE SKY」)もされていますね。映像作品との違いって感じますか?
言葉で全てを説明しないと何も伝わらないので、全く違うものですね。目を合わせて会話するのと違い、声だけで情報が多いと逆に聞き取れなくなっちゃうので、なるべく的確に、そしてゆっくりと話すようにしています。今は慣れてきましたが、スタート当初は緊張して大変でした。特に覚えている失敗は、初回の放送で“パリコレ”のことをずっと“パリコロ”と呼んでいたこと(笑)。そんなことってあります? そんな普通ではしない間違いをするくらい緊張する場でもあるんですよ。
――活躍の場をどんどん広げられていますが、今後やりたいことはありますか?
ことしはNHK連続テレビ小説「まんぷく」(2018年-19年NHK)にも出させていただいて、たくさんの人に作品を見ていただけることがこんなにうれしいことなんだということを感じました。なので、これからも皆さんの記憶に残る作品や役に巡り合いたいですし、「薔薇とチューリップ」のように語学をもっと生かしたいです。全編韓国語のセリフとか、普通に話せるのでできるだろうと思っていましたが、実際に形になっているのを見ると達成感が半端なくて(笑)。そういう達成感が味わえる作品を、色んな国の方たちと作っていきたいです。
取材・文=玉置晴子
5月3日(金)公開
監督:野口照夫
出演:ジュノ(2PM)、谷村美月、玄理、ふせえり、チャンソン(2PM)
原作=東村アキコ「薔薇とチューリップ」(小学館「月刊! スピリッツ」連載)
【玄理プロフィール】
ひょんり=1986年12月18日生まれ、東京都出身。日本語、英語、韓国語を使いこなすトリリンガル。2010年「フリーター、家を買う。」(フジテレビ系)でデビュー。現在、ドラマ10「ミストレス-女たちの秘密-」(NHK)」に出演中のほか、「ACROSS THE SKY」(J-WAVE)のナビゲーターとしても活躍。また、映画『薔薇とチューリップ』が5月3日(金)に公開する。
■玄理公式インスタグラム
https://www.instagram.com/hyunri__official/?hl=ja
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