<いだてん>“人見絹枝”熱演の菅原小春、“孤独さ”に共感「自暴自棄になることも…」
人見絹枝の印象は「“燃やしてきた”人なんだな」
――人見さんは実在の人物ですが、演じる上で何かご自身で調べたことなどはありますか?
走っているところや三段跳び、幅跳び、走り幅跳びの映像は見ましたが、動きだけでインスピレーションを受けて演じたいと思ったので、あまり文字の資料は見なかったです。誰かが書き上げたものを調べて自分の情報にするのではなく、感じたまま演じたいなと…。
撮影後に岡山に行って人見さんの親族の方にお会いして、人見さんが獲った銀メダルや当時使っていたバッグなどを見せていただきました。
また、人見さんは写真を撮るのがすごく好きで、それを日記のように横開きのノートに貼っているんです。
人見さんの写真を見た時に「こういうふうに“燃やしてきた”人なんだな」と感じました。
――お写真などを実際ご覧になって、人見さんはどんな方だと感じましたか?
とてもチャーミングな人だと思います。
写真の貼ってあるノートには文章が書いてあるのですが、その中にはギャグが混じっていたり、文字もフェミニンで…。
そして言葉の端々や字に燃えているものやチャーミングさが表れているなと感じました。
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