<いだてん>“人見絹枝”熱演の菅原小春、“孤独さ”に共感「自暴自棄になることも…」
人見絹枝との共通点は“魂先行”
――人見さんは走ったり跳んだりと動くシーンが多かったと思いますが、動きの中でダンスでの経験が生きたシーンなどはありますか?
私はダンスのテクニックがある方ではなく、どちらかというと“魂先行”でやっているところがあって、その部分は生きたかなと思います。
当時はトレーナーも居ないし、走り方や投げ方など決まったルールなんてなくて、みんなで試行錯誤しながら作り上げていますよね。彼女もそんな中で走っていたので“魂先行”だなと。
もちろんスポーツ選手に近づくためには基本的な練習が必要だったので練習もしましたが、スキルやテクニックではない、魂だけで乗り切るというような部分はダンスと同じように感じました。
――今回は作中でも少しだけ踊りを披露されていますよね。
ゆったりとした振付なのですが、リハーサルの時に「一回これキレキレに踊ってみたいな」って思って、本気でやったんですよ。
そしたらみんな爆笑しちゃって、やっぱりこれ違うやつなんだなって(笑)。
気持ちよく、晴れやかにという感じで踊りました。
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