木竜麻生が主演を務める「真夜中ドラマ『まどろみバーメイド~屋台バーで最高の一杯を。~』」(毎週土曜夜0:00-0:30/BSテレ東、毎週土曜夜0:56-1:26/テレビ大阪)が、7月13日(土)よりスタート。
同ドラマは、早川パオの漫画「まどろみバーメイド」を原作に、月夜に現れてふと消える不思議な“屋台バー”のバーテンダー・雪(木竜)の成長を描く。
木竜は、映画「菊とギロチン」「鈴木家の嘘」(ともに2018年)の演技が評価され、「第31回東京国際映画祭」「第92回キネマ旬報ベスト・テン」など、国内のさまざまな映画祭で受賞した注目の新人女優。
そんな木竜に、連続ドラマ単独初主演となる本作の見どころや、初挑戦のバーテンダー役で苦労したことなどを聞いた。
私のことを面白がってくだされば
――2018年から2019年にかけ数々の映画賞を受賞され、環境の変化はありましたか?
今までたくさんの方から「おめでとう」と言っていただくこと自体なかったので、純粋にうれしい気持ちと「これから頑張っていかないと」と、あらためて感じました。
身近な人たちが変わらず接してくれるので、周りの環境が変わったことはそこまでないです。
――大きな自信がついたんじゃないでしょうか。
賞を頂いても、自分に自信はあまりないです。でも、すてきなスタッフの方たちとご一緒できたこと、共演者の方からいただいた言葉や、皆さんと過ごした時間などは素晴らしい経験として誇れることです。
――そんな中で今回、「まどろみバーメイド」にて連ドラ単独初主演ですね。
漫画が原作のため、作者の方が愛を持っている登場人物なので大事に、忠実に演じました。でも自分の中でいろいろ考えて、少しアクセントを足してみたりもして。そこは今まであまりなかった、意識の配り方かもしれないです。
あとは「私が主演で大丈夫ですか?」と思いましたが、せっかく頂いたお話なので、私のことを面白がってくださればいいなと思い、とにかく頑張ろうと!