テレ東・五箇公貴Pが語る「サ道」映像化の裏側『スタッフもキャストもサウナ好き』<インタビュー前編>

2019/09/06 08:00 配信

ドラマ

「サ道」について熱く語る五箇公貴プロデューサー

「サ道」について熱く語る五箇公貴プロデューサー

「電影少女 -VIDEO GIRL-」シリーズ(2018、19年、テレビ東京ほか)やバーチャルYouTuberドラマ「四月一日さん家の」(2019年、テレビ東京ほか)など、話題のドラマを数多く手掛けてきたテレビ東京プロデューサー・五箇公貴氏にインタビューを実施。前後編でお届けする。

インタビューの前編では、現在放送中のドラマ25「サ道」(毎週金曜夜0:52-1:23、テレビ東京ほか)の制作の裏側や、撮影中のエピソードについて話を聞いた。

「サ道」ドラマ化までの道のり

――以前からタナカカツキさん原作の「サ道」がお好きだったとお聞きしました。

若い頃からタナカカツキさんがすごく好きで、「バカドリル」「ブッチュくん大百科」「オッス!トン子ちゃん」などをよく読んでいたんです。カツキさんは、CG作品も出されていて、それも拝見していてすごく才能ある方だなと憧れていました。

そして、僕が(プロデューサーとして)駆け出しの頃、「やりにげコージー」(2004-05年、テレビ東京)という番組を伊藤(隆行)P(「モヤモヤさまぁ~ず」「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」他多数)と立ち上げることになり、アートワーク関係を大好きだったタナカカツキさんにお願いしたんです。そこで初めてカツキさんとお仕事をしたのが始まりです。

――今回、「サ道」をドラマ化した理由は何だったのでしょうか。

2011年にパルコ出版からエッセイとして「サ道」が出たときに、すぐに買いました。「またカツキさん、すごい“ところ”に行っているな」と思いましたね。でも、その時は映像化には至らなくて。その後、漫画になったのが2016年。そこからいろいろな人が(「サ道」ドラマ化の)企画を持ち込むことが多くなり、目にすることもあったんです。でも「サ道」を映像化するには、具体的にどうしたらよいのかという明確な方法論が当時はありませんでした。

――そこからどのように進んでいったのでしょうか。

1年前に監督の長島翔さんが僕に「サ道」の企画書を持ってきたくれたところからスタートしました。長島さんは、すごくセンスが良く、音楽や文化はもちろんサブカルも通っている業界では珍しいディレクターさんです。私としては大好きなカツキさんの「サ道」ですし、もし映像化できるなら自分が、と思っていたのですが、やっと「この方とだったら一緒にやれるかもしれない」と思えるのが長島さんでした。これは大きかったですね。

もう一つは、今テレビ東京の深夜ドラマの傾向として、「孤独のグルメ」(2012年ほか、テレビ東京)以降、毎週ストーリーを追っていくというものではなく、ドラマのストーリーとは別にテーマがあって、主人公がそれに対してアプローチしていく、そしてそのアプローチするものに対して(視聴者の)皆さんが興味を持っていくという形が定着してきたことが大きいです。地上波だったら「孤独のグルメ」だし、BSだったら「ワカコ酒」(2015年ほか、BSテレ東)とか。

そして、サウナもいろいろな施設に細分化されるなど、今ブームがきています。

(会議では)いろいろな人が企画を持ち寄ってきますから部内で検討する際、「何が今、一番時代と合うのか」と考えたときに今こそ「サ道」を映像化するべきと主張しました。

スタッフもキャストもサウナ好きが集結 (2/5)

ドラマ25「サ道」
毎週金曜夜0:52-1:23
テレビ東京ほかにて放送
【HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/sa_una37/

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