<なつぞら>なつと坂場、結婚の裏側に迫る!天陽と“結ばれなかった”理由も明らかに
磯智明氏「個性的な役であればあるほど、中川さんは実力を発揮できる」
中川に決めた点について磯は「中川さんであればどんな役になっても、演じてくれるのではないかという安心感がありました(笑)。まだ若いけれども経験豊富で、すでに癖のある役柄もこなしているし、コントでユーモアセンスも鍛えられている。人柄も良いので、途中から「なつぞら」に参加しても、うまく周囲に溶け込んでくれると思いました」と語った。
その後、脚本家の大森寿美男の台本ができあがり、なつの相手が坂場という、理屈っぽくて不器用なキャラクターだと知った磯は「大森さんから『中川さん、やってくれますかね?』と聞かれると『お芝居上手だから中川さんだったら何でもやってくださいますよ!』と調子よく答えました(笑)。個性的な役であればあるほど、中川さんは実力を発揮できるので、坂場は適役だと思った」と振り返った。
坂場が初めて柴田家に挨拶へ行くシーンを振り返り、磯は「柴田家の皆さんはいつも通りの雰囲気でリラックスしていたのですが、さすがの中川さんも『泰樹(草刈正雄)さんが本当に怖かった』とおっしゃっていました(笑)」と語った。
第20週(8月12日[月]~8月17日[土]放送)あらすじ
なつが東洋動画で働き、夫の坂場が翻訳の仕事をしながら家事を行うという新婚生活が始まった。アニメブームの中、なつは「魔法少女アニー」の原画という大役を任される。その一方、茜(渡辺麻友)がお腹が大きくなりつつも仕事に取り組む姿を見て、働きながら子育てをする難しさを実感する。
その頃、声優プロが多忙になった咲太郎(岡田将生)は、野上(近藤芳正)から「川村屋」や「風車」を含む新宿一帯が再開発され、それを期に光子(比嘉愛未)が引退することを聞かされる。咲太郎は光子へのプロポーズを決意し、「風車」でなつたちを集め、結婚の報告会を開く。そんな華やかな席の中、亜矢美(山口智子)だけはいつもの元気がない。